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結論:SBIの制度信用は「6か月目の応当日の前営業日」まで。ぼくのスカパーは11月24日
信用取引の期日(返済期限)は、SBI証券の制度信用なら「建てた日から6か月目の応当日の前営業日」です。
自分で返済できるのは、この日が最後です。
ぼくは2026年5月25日に、スカパーJSATホールディングスを信用取引で買いました。
SBI証券の決まりで数えると、期日は2026年11月24日(火)。10月5日の時点で、あと50日です。
いまの含み損は−252,469円(−56.10%)。典型的な塩漬け株です。
期日までに何もしなければ、次の営業日の朝(11月25日の寄付)に、証券会社が売って終わらせます(強制決済)。
この記事でわかること
- 信用取引の期日(返済期限)の数え方と、SBI証券の決まり
- 期日までにできる3つのこと(返済売り・現引き・強制決済)
- 待っているだけでかかる金利の目安
- 期日をスマホで確かめる方法
ぼくの塩漬け株(前提)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 銘柄 | スカパーJSATホールディングス(9412) |
| 建てた日 | 2026年5月25日 |
| 取引 | 信用取引の買い(制度信用・6か月) |
| 値段と株数 | 4,450円 × 100株(建代金 445,000円) |
| いまの値段 | 1,976円(2026年10月5日 10時23分) |
| いまの含み損 | −252,469円(−56.10%) |
(数字はSBI証券のスマホアプリの画面より)

買ったのは、上がっている途中でした。
「上がっている銘柄だから、下がってもまた上がる」という思い込みで持ち続け、半分以下になりました。
この記事では、目の前に迫った「期日」の話をします。
信用取引の期日(返済期限)とは
信用取引で買った株には、返済の期限があります。種類によって期限は違い、数え方にもクセがあります。ぼくは、この数え方を思い込みで間違えていました。
制度信用は6か月、一般信用は証券会社が決める
信用取引は、証券会社からお金や株を借りて売り買いする取引です。借りたものなので、返す期限があります。
それが期日(返済期限)です。
信用取引には2種類あります。
| 種類 | 返済期限(SBI証券) | 買いの金利(年率) |
|---|---|---|
| 制度信用 | 6か月 | 2.80% |
| 一般信用(無期限) | 原則、無期限 | 2.80% |
| 日計り信用 | 建てた日の当日 | 0.00% |
(SBI証券「買い方金利・売り方金利・貸株料率・HYPER料」より。2026年10月5日確認)
ぼくのスカパーは制度信用なので、期限は6か月です。
注意したいのは、あとから制度信用を一般信用に変えることはできない点です(SBI証券の注意書きに明記されています)。
期限のない一般信用で建てたかったなら、建てるときに選ぶしかありません。
期日の数え方:「6か月目の応当日の前営業日」
SBI証券のヘルプには、制度信用の返済期限がこう書かれています。
新規建約定日より6ヵ月目の応当日の前営業日(応当日がない場合はその月の末日の前営業日とし、休日の場合は前々営業日とします)
「応当日」は、6か月後の同じ日付のことです。ぼくの場合で数えると、こうなります。
| 段階 | 日付 |
|---|---|
| 建てた日 | 2026年5月25日(月) |
| 6か月目の応当日 | 2026年11月25日(水) |
| その前営業日=返済期限 | 2026年11月24日(火) |
| 何もしなかった場合の強制決済 | 2026年11月25日(水)の寄付 |

返済期限は「自分で返済できる最終日」です。この日のうちに売るか、現引きをすれば、強制決済にはなりません。
ぼくは「11月25日ごろ」と思い込んでいた
じつは9月29日に公開した記事で、ぼくはこう書いていました。「期日は11月25日ごろ。
それまでに損切りするのか、どうするのかを決めます」。
6か月後の同じ日付だと思っていたのです。でも、SBI証券の決まりでは、その前の営業日が最終日でした。
1日の違いですが、「25日に決めればいい」と思っていたら、25日の朝にはもう売られています。
期日は、思い込みではなく、決まりの文章で数えるべきでした。
期日までにできる3つのこと
期日が来る前に、できることは3つあります。

| やること | 何が起きるか | ぼくの場合 |
|---|---|---|
| 返済売り | 株を売って借りたお金を返す。損益が確定する | 約25万円の損が確定する |
| 現引き | 代金を払って、株を自分のものにする(現物になる) | 445,000円+諸経費が必要。含み損は残る |
| 何もしない | 返済期限の翌営業日の寄付で、証券会社が売る(強制決済) | 11月25日の朝、そのときの値段で売られる |
返済売り:損が確定する
いちばん単純なのは、自分で売って返すことです。いわゆる損切りです。
ぼくの場合、いま売れば約25万円の損が確定します。数字で見ると重いですが、ここから先、さらに下がる心配はなくなります。
現引き:お金を払って現物にする
現引き(げんびき)は、借りて買った株の代金を払って、自分の株にすることです。
信用取引ではなくなるので、期日もなくなります。
ただし、払うのは買ったときの代金です。ぼくの場合は445,000円と諸経費。
いまの株価(1,976円×100株=197,600円)で買い直すわけではありません。
そして、含み損は消えません。信用の含み損が、現物の含み損に変わるだけです。
期日がなくなる代わりに、45万円近いお金が株に固定されます。
何もしない:翌営業日の寄付で強制決済
返済期限までに何もしなければ、返済期限の翌営業日の寄付で、SBI証券が反対売買で決済します。
ぼくの場合は11月25日の朝です。
寄付は、その日の最初に付く値段です。前の日より大きく下がって始まれば、その値段で売られます。値段を自分で選べません。
なお、SBI証券では、期日による強制返済でも、手数料や諸経費はふだんと同じ計算です(SBI証券のよくある質問より)。
強制決済だから特別な罰金がかかる、というわけではありません。
それでも、「自分で決めずに、決められてしまう」ことには変わりありません。
期日は延ばせる?
制度信用の期日を、そのまま延ばすことはできません。上で書いたとおり、制度信用の建玉を一般信用に変えることもできません。
できるのは、いったん返済して、あらためて建て直すことです。新しく建てれば、そこから新しい6か月が始まります。
ただし、返済した時点で損益は確定します。ぼくの場合、約25万円の損を確定させてから、同じ株をもう一度買う形になります。
「期日を延ばす」というより、「損切りしてから買い直す」です。
待っているだけでかかるお金:金利

信用取引の買いは、借りたお金に金利がかかります。SBI証券の制度信用の買い方金利は、いま年2.80%です。
SBI証券の信用取引の手数料・審査・金利は「SBI証券の信用取引の始め方。審査・金利・いくらからを整理」にまとめました。
ぼくの建代金445,000円で計算すると、目安はこうなります。
| 期間 | 日数 | 金利の目安 |
|---|---|---|
| 5月25日〜10月5日(今日) | 133日 | 約4,540円 |
| 5月25日〜11月24日(返済期限) | 183日 | 約6,247円 |
(445,000円 × 2.80% × 日数 ÷ 365 で計算した目安。実際の金額はSBI証券の建玉一覧の「諸経費等」に出ます。
金利は変わることがあります)
株価が動かなくても、持っているだけで毎日お金が出ていきます。塩漬けにしている間も、です。
期日があることに、助けられている

9月28日、ぼくは3つのAI(ChatGPT・Claude・Gemini)に「ナンピン(買い増し)したい」と相談しました。
そのときClaudeは、信用取引では「待つ」こと自体に期限がある、という点を指摘しました。
何度押しても、ナンピンに賛成したAIはありませんでした。
3つのAIの答えは「信用買いのナンピンはしていい?3つのAIに止められた話」に全部書きました。
(9月28日にぼくが聞いたときの答えです。同じ質問でも、日や聞き方で変わります。売買をすすめるものではありません)
現物なら期限がないので、「いつか戻る」と言い続けることもできます。
信用取引の期日は、塩漬けに終わりの日を作ります。
嫌な決まりに見えますが、決められない自分の代わりに、決める日を決めてくれる仕組みでもあります。
ぼくは、どうするか
9月29日の時点では、「期日までに、損切りするのか、どうするのかを決めます」と書きました。
期日の確かめ方(スマホ・パソコン)

期日は、自分の口座の画面で確かめるのがいちばん確実です。SBI証券なら、ここに出ます。
SBI証券 株アプリ
- 下の「口座管理」をタップ
- 上の「信用建玉」タブをタップ
- 銘柄の行に「返済期限」(期限の種類)が出る
SBI証券Plusアプリ
- 「資産」をタップ
- 「保有一覧」をタップ
- 「国内株式(信用)」をタップ
パソコン(ウェブサイト)
ログイン →「口座管理」→「口座情報」→「信用建玉一覧」の「返済期限」の欄。建日と返済期限の日付が出ます。
ぼくの株アプリでは、返済期限の欄に「6カ月」としか出ていませんでした。
日付で確かめるなら、パソコンの信用建玉一覧が分かりやすいです。
よくある質問
信用取引の期日について、よく聞かれることに答えます。
Q. 返済期限の当日に売っても間に合いますか?
A. 間に合います。SBI証券では、返済期限は「お客さまご自身で建玉を返済できる最終日」とされています。
当日中に返済売りか現引きをすれば、強制決済にはなりません。
Q. 強制決済はいつ行われますか?
A. SBI証券では、返済期限の翌営業日の寄付です。その日に売買が成立しなかった場合は、翌々営業日以降になります。
Q. 信用取引の「6か月」と「無期限」の違いは何ですか?
A. 6か月は制度信用、無期限は一般信用(無期限)です。
SBI証券では、買いの金利はどちらも年2.80%です(2026年10月5日確認)。
大きな違いは期限で、一般信用(無期限)には原則として期日がありません。どちらにするかは、建てるときに選びます。
Q. 期日を延長することはできますか?
A. 制度信用の期日をそのまま延ばすことはできません。
いったん返済して建て直せば新しい6か月が始まりますが、返済した時点で損益は確定します。
Q. 期日の前に、ナンピンして平均単価を下げるのはどうですか?
A. ぼくは、しない方がいいと思っています。信用で買い増しても、その分にも期日と金利がつきます。
3つのAIに聞いても、賛成したAIはありませんでした。
まとめ:期日は、思い込みではなく決まりの文章で数える
SBI証券の制度信用の期日(返済期限)は、「建てた日から6か月目の応当日の前営業日」です。
5月25日に建てたぼくのスカパーは、11月24日(火)です。
期日までにできるのは、返済売り・現引き・何もしない(強制決済)の3つ。
どれを選んでも、約25万円の含み損が魔法のように消えることはありません。
ぼくは「11月25日ごろ」と思い込んでいました。たった1日の違いでも、決める日を間違えれば、決める前に売られます。
※この記事は、筆者個人の取引の記録です。特定の銘柄の売買や、信用取引をすすめるものではありません。
証券会社の決まりや金利は変わることがあります。必ずご自身の証券会社の最新の情報を確かめてください。
この先の結果は「部室」で
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ご注意 投資に関する内容は、筆者個人の実際の記録と感想です。特定の銘柄や金融商品の売買を勧めるものではありません。損益は過去の結果で、将来を約束するものではありません。投資の判断はご自身でお願いします。(免責事項・広告について)

