Claude CodeとCodexを比較。同じ株の依頼で+59.4%と全滅

Claude CodeとCodexを比較 48通り Claude Codeは全滅・Codexは+59.4%

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  1. 結論:Claude CodeとCodexの差を作ったのは、AIではなく依頼だった
  2. 比較の条件:同じ動画の文字起こしを、2つのAIに渡した
  3. 初日:両方とも、使える量の上限で止まった
  4. Codexで株の手法づくり:「儲かるとは言えない」と言い切り、依頼を変えたら+59.4%
  5. Claude Codeで株の分析:1,908銘柄・10年・48通りで、勝ちゼロ
  6. Claude CodeとCodexの違い:真逆に見えて、同じことを言っていた
  7. その後:Claude Codeで株の自動売買を練習中。全滅から1つの型を見つけた
  8. Codex側のその後:画面が見やすい検証アプリ
  9. Claude CodeとCodexの使い分け(2026年10月)
  10. Claude CodeとCodexの料金:月2万円弱
  11. 非エンジニアがClaude CodeとCodexを比較するときの注意
  12. よくある質問
  13. まとめ:Claude CodeとCodexの比較で、比べたのは自分の依頼だった

結論:Claude CodeとCodexの差を作ったのは、AIではなく依頼だった

Claude CodeとCodexを比較しました。同じ株の手法づくりを、両方に頼んだのです。

ぼくはコードを1行も書けない57歳の会社員です。

結果は真逆に見えました。

Codexは1銘柄・1年で+59.4%。Claude Codeは1,908銘柄・10年・48通りを試して、勝ちゼロ。

でも、差を作ったのはAIの性能ではありませんでした。途中で、ぼくが片方の依頼を変えていたのです。

ぼくの結論は「AIの差より、依頼の差」。

いまは、開発と運用はClaude Code、画面づくりはCodex、情報集めはスマホのChatGPTと、役割で使い分けています。

この記事でわかること

  • Claude CodeとCodexに、同じ株の依頼を渡した結果
  • 「+59.4%」と「全滅」が、なぜ同じことを言っていたのか
  • その後、Claude Code側で見つけた型と、練習売買の成績
  • コードを書けない人が、2つを比べるときの注意

比較の条件:同じ動画の文字起こしを、2つのAIに渡した

夜の開発部屋で2台のノートパソコンを並べて作業する男性の後ろ姿

2026年9月8日、ぼくは株のシステムトレードを解説した動画を、全部文字起こししました。1時間8分の動画です。

その文字起こしを、そのまま2つのAIに渡しました。

CodexClaude Code
会社OpenAIAnthropic
使ったモデルGPT-6 Astra(考える深さ:高)Fable 5.1
プランChatGPT Plus(月約3,000円)Claude Max 5倍(月約17,000円)
渡したもの動画の文字起こし+「これを作って」同じ

渡したのは、文字起こしと「これを作って」だけ。どんな手法を作ってくるか、作り方の差を見たかったのです。

ただ、表を見て分かるとおり、条件は最初からそろっていません。プランの値段が5倍以上違います。

それを分かったうえで並べました。

初日:両方とも、使える量の上限で止まった

初日の結果は、両方とも途中で止まった、でした。

CodexはPlusプランなので、すぐ上限に来ました。

Claude Codeも、Max 5倍プランなのに5時間の制限に引っかかりました。

コードを書けない人が比べると、最初にぶつかるのは性能ではなく、使える量の上限です。これが初日のいちばんの学びでした。

Codexで株の手法づくり:「儲かるとは言えない」と言い切り、依頼を変えたら+59.4%

Codexは最初、「この動画から儲かる戦略は見つからない」と言い切りました。そこで、ぼくが依頼の仕方を変えると、結果は+59.4%に。ただし、この数字には注意が要ります。

最初の答えは「この動画から、儲かる戦略は見つからない」

Codexは、動画の評価と開発計画、それにブラウザで開くアプリまで、一気に出してきました。

評価は言い切りでした。「この動画の成績から、儲かる戦略が見つかったとは言えない」。

そこで5時間の制限に当たり、止まりました。

ぼくが依頼を変えた

制限が解けても、プランの差は埋まりません。

Claude Codeと同じ量の作業をさせるのは無理だと考えて、ぼくはCodexへの依頼を変えました。

新しい依頼はこうです。

「ソフトバンクグループのような値動きの激しい銘柄に集中して、トレードで利益を取る方法を考えて」。銘柄は1つ、期間は1年。

値動きが大きくて、売買の量(出来高)も多い銘柄に絞った方が、稼ぎやすいのではないか。そう考えたからです。

結果:+59.4%。ただし、3回の大当たりが作った数字

Codexが出してきたのは、急落したあとに買う戦略でした。

頼んでもいないのに、ソフトバンクグループの分析ページまで、きれいな画像つきで作ってきました。

項目結果(過去1年で試した数字)
リターン+59.4%
勝率53.8%
いちばん大きく減った幅−12.4%
売った回数13回
利益の大きい上位3回を除くと約11万円の赤字

(過去の値動きに当てはめて計算した結果=バックテスト。本物のお金ではありません)

見た瞬間は「すごい」と思いました。でも、Codex自身が書いていました。

13回のうち上位3回を除くと、残りは約11万円の赤字。3回の大当たりが、数字を作っていたのです。

Claude Codeで株の分析:1,908銘柄・10年・48通りで、勝ちゼロ

たくさんのグラフが並ぶモニターを腕を組んで見つめる男性の後ろ姿

Claude Codeには、依頼を変えていません。動画のとおりの検証を、そのまま進めさせました。

データを集める部分、検証する部分、戦略を組む部分の3つに分けて作り、日本株1,908銘柄・10年分のデータで、48通りの手法を試しました。

結果は、勝ちゼロ。どの手法も、ただ買って持っているだけの成績に勝てませんでした。

「これ、間違いじゃないの?」。それが最初の感想でした。

Claude CodeとCodexの違い:真逆に見えて、同じことを言っていた

+59.4%と全滅。正反対に見えますが、考えれば当然でした。

CodexClaude Code
最後の依頼1銘柄で稼ぐ方法動画の戦略で市場に勝てるか
結果+59.4%(上位3回を除くと赤字)48通りで勝ちゼロ
動画への評価読んだ段階で「勝てるとは言えない」10年回して「全滅」
同じ依頼のはずが途中から分かれた。Codexは1銘柄で+59.4%(上位3回を除くと赤字)、Claude Codeは1,908銘柄・10年・48通りで勝ちゼロ

依頼が違えば、答えも違います。

驚いたのは、2つのAIが同じことを言っていたことです。

Codexは読んだ段階で「市場に勝てるとは言えない」と言い切りました。

Claude Codeは10年分を回して「全滅」と出しました。

片方は読んで言い、片方は回して確かめた。違いはそれだけでした。

その後:Claude Codeで株の自動売買を練習中。全滅から1つの型を見つけた

全滅で終わったClaude Code側にも、続きがあります。48通りを捨てたあとに見つかった1つの型を、いまは家のMacで毎日試しています。

夜の部屋で静かに動く小さなパソコンと、上向きのグラフ

48通りを捨てて、見つかった「型2」

全滅のあとも、ぼくはClaude Codeで検証を続けました。「どの銘柄を持つか」で勝つ手法は、48通りとも捨てました。

残ったのが、「型2」と呼んでいる1つの型です。

  • 40銘柄の監視リストの中から、その日に+3%以上上がった銘柄の上位2つを、大引けで買う
  • 次の朝の寄付で売る
  • 資金の2倍まで(信用取引の前提)
  • 月の初めから+15%に届いたら、その月は売買をやめる

過去のデータでは、2種類のデータ(2年分と10年分)で年率の成績がほぼ一致しました。このプロジェクトで初めてのことです。

一方で、最悪の月は−29〜−37%もあります。リスクは設計できても、リターンは約束できない型です。

家のMacで、毎日自動の練習売買

2026年9月14日から、この型を家の専用Macで、毎日自動で練習売買(お金を入れないデモ)しています。

仮想の100万円からのスタートです。

項目2026年10月6日朝の時点
取引した回数13回(8勝4敗1分)
仮想の資産1,252,800円(+25.3%)

(手数料と金利を入れない、値動きだけの計算です。お金を入れない練習売買です)

ただし、大きな注意があります。9月17日の1回だけで+90,800円が出ています。

10円の株が1円上がった=+10%という、安い株ならではの動きでした。

これを除くと、+13%前後(10月3日の時点)です。

いまは株価500円以上の銘柄だけに絞っています。12月中旬に、3か月の成績で合格かどうかを判定します。

本物のお金を入れるのは、合格してからです。

Codex側のその後:画面が見やすい検証アプリ

Codexの方は、ブラウザで開く検証アプリとして育てました。

  • 監視する銘柄は最大10銘柄
  • その日に値上がりした上位の銘柄から、候補を拾う機能(9月22日に追加)
  • 候補ごとに、上がった理由(20日の騰落率・出来高の伸び・売買代金)を並べて見せる

使っていて感じるのは、画面の見やすさはCodexが上だということです。頼まなくても、見やすい画面や画像を作ってきます。

ぼくの印象では、画像を作る力が高いからではないかと思っています。

いまはデモで動かしています。

ただ、Claude Code側の練習売買と、同じ期間・同じ条件で比べられる形には、まだなっていません。

Claude CodeとCodexの使い分け(2026年10月)

いまは、こう分けています。

道具使い方
Claude CodeAIエージェントを並べて組織し、売買ツールの開発と運用。デモと、実際の投資判断に使う
Codexツールの画面づくり、画像づくり。比べるための2つ目のツール
ChatGPT(スマホ)株の情報集め。音声で話しかけて聞く
いまの使い分け。Claude Code=開発と運用、Codex=画面と画像、ChatGPT(スマホ)=情報集め

ChatGPTは、スマホの音声入力の性能が高いと感じています。

調べ物は、Googleより先にChatGPTに声で聞くことが多いです。

道具ごとの使い分けを、費用の面からくわしく書いた回は、noteの「Claude Code MaxとChatGPT Plus、月2万円弱をどう使い分けているか」にあります。

Claude Codeで作った仕組みの全体(AIの社員8人の分担)は、「Claude Codeで株の半自動売買を自作した57歳会社員の実録」に書きました。

Claude CodeとCodexの料金:月2万円弱

道具プラン月額(目安)
Claude CodeClaude Max 5倍約17,000円
Codex・ChatGPTChatGPT Plus約3,000円
合計月2万円弱

(ぼくが払っている金額。料金は変わることがあるので、公式サイトで確かめてください)

最初は、Claude Codeも月約3,000円のProプランから始めました。

開発と運用を毎日回すようになって、上のプランに上げています。

非エンジニアがClaude CodeとCodexを比較するときの注意

デスクライトの下の手書きのチェックリストとノートパソコン

ぼくが比べてみて分かった注意点です。

プランをそろえないと、比べられない

使える量の上限が違うと、片方だけ先に止まります。止まった方の依頼を変えたくなり、比べる意味がなくなります。

ぼくはまさにそれをやりました。

依頼を途中で変えない

同じ依頼を、同じ日に、同じ量で渡す。

これが守れないなら、AIを比べているのではなく、自分の依頼を比べていることになります。

バックテストの数字は、まず「大当たりを除くと」で見る

Codexの+59.4%は、上位3回を除くと赤字でした。

Claude Code側の練習売買も、1回の大当たりを除くと+13%前後です。

数字が良いときほど、大当たりの数回を除いて見る。AIが出した数字を信じる前に、これだけは確かめるようにしています。

AIは「勝てない」もはっきり言う

Codexは最初に「儲かるとは言えない」と言い切り、Claude Codeは48通りを全滅と出しました。

AIは、都合のいい答えばかり返すわけではありません。「勝てない」という答えも、ちゃんと受け取ることが大事でした。

よくある質問

Claude CodeとCodexについて、よく聞かれることに答えます。

Q. コードを書けない人は、Claude CodeとCodexのどちらから始めるといいですか?

A. ぼくの場合は、開発と運用を続けるならClaude Code、画面のきれいさならCodexでした。

ただ、料金の安いプランでは、どちらも上限で止まりやすいです。

まずは作りたいものを1つ決めて、片方で最後まで作ってみるのがいいと思います。

Q. Codexで株の自動売買はできますか?

A. ぼくのCodexのツールは、検証と候補選びまでで、自動の発注はしていません。

Claude Code側も、練習売買は自動ですが、本物のお金の発注は自分の手で押しています。

Q. 精度はどちらが上ですか?

A. まだ言えません。同じ期間・同じ条件で比べた記録が、まだないからです。

Q. Claude Codeで株の分析はどこまでできますか?

A. ぼくの場合、日本株1,908銘柄・10年分のデータで、48通りの手法を試すところまでできました。

ただ、データの集め方の間違い(上場廃止の銘柄が抜ける、など)で、成績が良く見えることがあります。

数字はいつも疑ってかかるようにしています。

Q. 料金はいくらかかっていますか?

A. Claude Max 5倍(約17,000円)とChatGPT Plus(約3,000円)で、月2万円弱です。

まとめ:Claude CodeとCodexの比較で、比べたのは自分の依頼だった

Claude CodeとCodexに同じ株の依頼を渡したら、Codexは+59.4%、Claude Codeは全滅でした。

でも、それは途中でぼくが依頼を変えたからでした。2つのAIは、どちらも「この動画の戦略では勝てない」と言っていました。

その後、Claude Code側で見つけた型は、練習売買で+25.3%(大当たりを除くと+13%前後)です。

AIの差より、依頼の差。コードを書けないぼくにとって、いちばん効いた学びでした。

RSI-2という別の手法を212回検証した話は「RSI逆張りの勝率は?日本株で212回検証したら、80.8%から67.9%に下がった話」にまとめています。


※この記事は、筆者個人の検証記録です。バックテストと練習売買の数字は、本物のお金の結果ではありません。

過去の結果は将来の利益を約束しません。特定の銘柄の売買をすすめるものではありません。

この先の結果は「部室」で

2つのAIで作った仕組みの成績も、毎月の数字でそのまま報告します。同じ立場の方は、無料で入部してください(メルマガ・Substack)。

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