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含み益が出ていたのに、売らずに持っていたら消えていた。そんな経験、ありませんか。
ぼくは2026年11月6日に、それをやりました。SUMCOという株の空売りで、+4,090円の含み益が出ていました。
そこで売らずに持ち続けて、最後は2回あわせて−4,000円で終わりました。
でも、失敗の中身を見ると、次に守ることもはっきりします。この記事では、SBI証券の画面をそのまま見せながら、その日に何が起きたかと、ぼくが守ると決めているルールを書きます。

結論:含み益は売るまで幻、+4,090円は−4,000円で終わった
結論から書きます。含み益は、売るまでは画面の上の数字でしかありません。
11月6日は、日経平均が1日で3,643円下げた日です。ぼくはこの日、信用取引で14回売り買いしました。
1日の合計は+2,370円でした。
数字だけ見ると、暴落の日にプラスで終われました。
でも、中身は失敗ばかりです。朝の空売りでは含み益を逃し、そのあとは自分で決めたルールを2回破りました。
失敗は、売買の記録に全部残っています。記録があれば、次に直す所が見えます。
同じ日の暴落そのものの話は、別の記事に書いています。
この記事では「含み益が消えるまで」と「利確のタイミングの決め方」に絞ります。
あわせて読みたい:日経平均が3,643円の暴落、二番底は来る?過去の暴落のその後を調べた
含み益が消えた人も、利確が早すぎて悔しい人も、まずはぼくの失敗から見ていきます。
含み益は幻、11月6日にSUMCOの空売りで起きたこと
含み益が消えたのは、朝トレの空売りでした。朝トレは、寄り付きのあとに入って、その日のうちに手じまうぼくのデイトレです。
順番に、画面で見せます。
1回目の空売りで、すぐに含み益が出た
この朝の合図は、空売りでした。空売りは、株を借りて先に売り、あとで買い戻す取引です。値段が下がるほど、利益が出ます。
SUMCOを1,702.6円で100株、空売りしました。すると、すぐに下がりました。

利益が出たので、もう100株売った
値段が1,661.7円まで下がったところで、もう100株を空売りしました。
このとき、1回目の100株には+4,090円の含み益が出ていました。
計算は(1,702.6円 − 1,661.7円)× 100株 = 4,090円です。
ここで1回目を買い戻せば、4,090円が手に入っていました。
利益確定は考えました。でも「今日は下がるだろう」と判断して、持ち続けました。
戻されて、2回とも買い戻しはマイナス
そこから、値段が戻りました。2回とも、空売りした値段より高いところで買い戻しています。
| SUMCOの空売り | 売った値段 | 買い戻した値段 | 損益 |
|---|---|---|---|
| 1回目 | 1,702.6円 | 1,721.6円 | −1,900円 |
| 2回目 | 1,661.7円 | 1,682.7円 | −2,100円 |
+4,090円の含み益が、確定してみると2回あわせて−4,000円です。同じ朝のJX金属の空売りも−3,230円で、朝トレは0勝3敗、−7,230円でした。

ぼく
利益が取れたのに、判断ミスでマイナスにしました。
含み益は、売るまでは自分のお金ではありません。画面に+4,090円と出ていても、買い戻さなければ、ただの数字です。
あの場で買い戻していたら、1日は+10,460円だった
もし、含み益が+4,090円の所で1回目を買い戻し、2回目の空売りをしていなかったら。計算してみました。
| 11月6日の1日の損益 | 金額 |
|---|---|
| 実際 | +2,370円 |
| あの場で1回目を買い戻していたら(計算) | +10,460円 |
| 差 | 8,090円 |
計算は、実際の+2,370円から、SUMCOの空売り2回の−4,000円を引きもどし、かわりに+4,090円を足したものです。
ほかの売買は同じだったとしています。

1回の「持ち続ける」で、8,090円の差がつきました。しかも、このあと売り買いの回数が増えています。
ぼく
それからは、冷静な判断ができませんでした。ガチャガチャと売り買いしてしまいました。
ルールを破った昼またぎ、ソフトバンクGは−2,170円でSUMCOは+5,830円
朝の失敗のあと、ぼくは自分のルールを2回破りました。どちらも「昼をまたいで持つ」ことです。
結果は、1回が負けで、1回が勝ちでした。
ソフトバンクG、前場で決めるはずが昼をまたいだ
相場が反転すると判断して、ソフトバンクグループを前場に3,544円で100株買いました。
うまく乗れて、値段は上がりました。
ぼくのルールでは、デイトレは前場で確定させます。
前場は、東証の午前の取引の時間です(9時〜11時30分。午後の後場は12時30分〜15時30分・日本取引所グループの「立会時間」)。
それでも、前場で利益確定するか悩んで、昼をまたいで持ちました。

ぼく
通常なら前場で決済。上がるんじゃないかという気持ちで持ち越しました。
後場、下がりました。焦って3,522.3円で売りました。−2,170円です。

この日のソフトバンクグループの高値は3,634円でした。高値で売れていれば、+9,000円です。
いちばん高い所で売るのは無理でも、プラスで終わる場面はありました。

そのあとも同じ株で3回売り買いして、ソフトバンクグループだけで4回、−670円でした。
SUMCOの買い、同じルール破りで+5,830円
SUMCOの買いも、昼をまたいで持ちました。こちらは上がって、+5,830円でした。
ぼく
ルールを破って、たまたま勝った1回です。
勝ったからといって、正しかったわけではありません。もし下がっていたら、ソフトバンクグループと同じことになっていました。
1日を並べると+2,370円、でも中身はルール破り
11月6日の売り買いを、判断ごとに並べました。

| 11月6日のぼくの売買 | 回数 | 損益 |
|---|---|---|
| 朝トレ(空売り) | 3回・0勝3敗 | −7,230円 |
| ソフトバンクグループ | 4回 | −670円 |
| 三井金属・SUMCO・JX金属 | 7回 | +10,270円 |
| 合計 | 14回 | +2,370円 |
プラスで終われたのは、たまたま勝った昼またぎがあったからです。数字だけを見て「暴落の日も勝てた」とは思えません。
ここからは、そもそも含み益とは何か、利確のタイミングをどう決めるかを書きます。
含み益とは?売るまで決まらない「まだ自分のものではない」お金
含み益とは、持っている株の今の値段が、買った値段より高いときの差のことです。空売りなら、売った値段より今の値段が安いときの差です。
どちらも、売り買いを終えるまでは決まりません。
含み益は売るまで決まらない、だから「幻」と呼ばれる
含み益の計算は、買いなら(今の値段 − 買った値段)× 株数。空売りなら(売った値段 − 今の値段)× 株数です。
この「今の値段」は、1秒ごとに変わります。だから含み益も、1秒ごとに増えたり減ったりします。
売って確定させたときに初めて、利益になります。これを利確(利益確定)といいます。
「含み益は幻」は、この「確定するまでは消えることがある」という意味で使われる言葉です。
11月6日のぼくの+4,090円が、まさにそれでした。

反対に、今の値段が買った値段より低いときの差が含み損です。含み損を5か月持ち続けた話は、別の記事に書いています。
あわせて読みたい:含み損とは?塩漬け株を5か月待って−26万円で手放した57歳
含み益に税金はかかる?売って利益が確定してから
含み益のうちは、税金はかかりません。上場株式を売って利益が出たときに、その利益に税金がかかります。
国税庁のタックスアンサー(No.1463)では、上場株式等の譲渡益は「申告分離課税」で、税率は所得税15%と住民税5%です。
これに復興特別所得税(所得税の額の2.1%)が加わって、合わせて20.315%になります(2026年11月8日に国税庁のページで確認)。
含み益は意味ない?確定させなければ残らない
「含み益は意味ない」と検索する人もいます。含み益にも意味はあります。ただ、確定させなければ何も残りません。
含み益が出ているのは、自分の読みが当たっているしるしです。そこで売るか、持つか。
11月6日のぼくは持つ方を選んで、含み益をなくしました。
利確のタイミング、株のデイトレでぼくが決めているのは「時間」
利確のタイミングに、いつでも正しい答えはありません。ただ、決め方は大きく3つあります。
大事なのは、どれにするかを買う前に決めておくことです。

値段で決める、何パーセントで利確するかを先に決める
1つ目は、値段で決めるやり方です。「買った値段から何%上がったら売る」と先に決めておきます。
決めた値段で売るので、迷う時間がありません。利確の値段と一緒に、損切りの値段も決めておくと、勝ったときと負けたときの大きさをそろえられます。
ただ、何%がいいかは、株の動きの大きさや持つ期間でちがいます。
同じ1%でも、1日に10%動く株と、1%しか動かない株では意味がちがいます。
ぼくは、デイトレでは値段ではなく時間で決めています。
時間で決める、ぼくのルールは前場で確定
2つ目は、時間で決めるやり方です。ぼくの朝トレは、これです。
ぼく
ぼくのルールでは、デイトレは絶対に前場で確定させます。
売る時間を決めているので、朝トレには逆指値を入れていません(10月31日に決めた11月のルール)。
そのかわり、前場のうちに必ず手じまう。11月6日は、このルールを守れませんでした。
逆指値で決める、値動きの激しい株は買った直後に
3つ目は、逆指値で決めるやり方です。逆指値は「この値段まで下がったら売る」という注文を、先に入れておく方法です。
ぼくは11月のルールで、ソフトバンクグループや太陽誘電のように値動きの激しい株、持ち越すかもしれない株には、買った直後に逆指値を入れると決めています。
あわせて読みたい:逆指値とは?SBIで初めて損切りの注文を入れた57歳の設定と結果
早く売ればいいわけでもなかった、ノートの数字
「じゃあ、こまめに早く利確すればいいのか」というと、ぼくの記録はそうなっていません。
11月2日〜5日の3日間、朝トレ以外も入れた信用取引27回を、AIにノートにつけさせて調べました。
決済まで10分未満の回は3勝6敗。30分〜60分持った回は3勝0敗でした。

11月5日は、AIのとおりに後場まで持っていれば+5.26%でした。ぼくは会議の前に、早めに決済しています。
11月4日には、別の失敗もしました。
ぼく
判断が遅れた。プラスで確定したい気持ちが優先。
このときは−3.26%でした。早すぎても、遅すぎても負ける。
10月の反省で、ぼくは「ルール通りにやる」と書きました。このノートの作り方は、別の記事にまとめています。
あわせて読みたい:トレードノートの書き方、AIに毎日つけさせて分かった57歳の癖
癖が分かれば、直す所も決められます。ぼくは売買の記録を、AI(Claude Code)に毎日つけさせています。
記録をAIにつけさせたい人は、下のボタンから教材のページを見てみよう。
利確は正義?朝トレの10月と11月の数字で振り返った
「利確は正義」は、早めに利益を確定させるのがいい、という意味で使われる投資の言葉です。
昔からある「利食い千人力」と同じ考え方です。
ぼくの朝トレの数字を、10月と11月で並べました。

| 朝トレ | 回数 | 勝ち負け | 損益 |
|---|---|---|---|
| 10月(2日〜30日) | 24回 | 18勝6敗 | +28,122円 |
| 11月2日〜5日 | 7回 | 4勝3敗 | −4,120円 |
| 11月6日 | 3回 | 0勝3敗 | −7,230円 |
10月は勝ち越しました。
11月は、6日までで負け越しています(10月は手数料・金利こみ、11月2日〜5日は手数料・金利の前の数字です)。
10月に勝てたからといって、この先も勝てるとは限りません。
11月6日の朝は、早く買い戻していれば勝てていました。一方で、ノートでは10分未満の決済が3勝6敗です。
早く売った回も、持ちすぎた回も、ぼくは負けています。
だから、売る所は買う前に決めておく。

デイトレのルールと損切りのルール、ぼくが守ると決めていること
11月6日は、決めていたルールを2回破りました。ぼくが守ると決めているのは、次の3つです。

デイトレは前場で確定させる、昼をまたがない
1つ目は、デイトレは前場で確定させることです。
11月6日は、ソフトバンクグループとSUMCOの買いで、これを2回破りました。
11月6日は、前場で利益確定するか悩んで、持ち越して失敗しました。
値動きの激しい株は、買った直後に逆指値を入れる
2つ目は、ソフトバンクグループや太陽誘電のような値動きの激しい株、持ち越すかもしれない株には、買った直後に逆指値を入れることです。
10月の太陽誘電では、これをしなかったので損が大きくなりました。
合図のない売買は減らす
3つ目は、朝トレの合図のない売買を減らすことです。やるなら逆指値を入れます。
11月6日の朝の失敗のあと、ぼくは「ガチャガチャと」売り買いを続けました。14回のうち、朝トレは3回だけです。
このルールを守れたら、12月に元手を100万円にすると決めています。
よくある質問
含み益とは?
持っている株の今の値段と、買った値段の差のうち、プラスの分です(空売りなら、売った値段と今の値段の差)。
売って確定するまでは、増えたり減ったりします。
利確とは?
利益確定の略です。含み益が出ている株を売って(空売りなら買い戻して)、利益を確定させることです。
含み益は幻とは、どういう意味?
含み益は売るまで決まらず、値段が戻れば消えてしまう、という意味で使われます。
ぼくは11月6日に、+4,090円の含み益を−4,000円にしました。
利確は正義とは?
早めに利益を確定させるのがいい、という意味で使われる投資の言葉です。
ただ、ぼくのノートでは、決済まで10分未満の回は3勝6敗でした。早ければいいとは限りません。
利確のタイミングは、株で何パーセントがいい?
決まった答えはありません。株の動きの大きさや、持つ期間でちがいます。
ぼくはデイトレでは、値段ではなく「前場で確定」という時間で決めています。
デイトレのルールで、持ち越しはだめ?
人によって考え方はちがいます。ぼくのルールでは、デイトレは前場で確定させ、昼もまたぎません。
含み益に税金はかかる?
含み益のうちは、かかりません。
上場株式を売って利益が確定したときに、その利益に20.315%の税金がかかります(国税庁 タックスアンサー No.1463)。
含み益は売るまで幻、利確のタイミングは買う前に決めておこう
含み益は幻です。
11月6日のぼくは、SUMCOの空売りで出た+4,090円の含み益を持ち続けて、−4,000円で終えました。
昼をまたいだソフトバンクグループは−2,170円。
たまたま勝ったSUMCOの買いの+5,830円がなければ、この日はマイナスでした。
利確のタイミングは、値段・時間・逆指値のどれかで、買う前に決めておく。そして、決めた所で売る。ぼくはそれを、自分の売買の記録から学びました。
ぼく
朝トレは、早ければ取れる。欲張ると失敗する。
ぼくの売買の記録は、AI(Claude Code)に毎日つけさせています。
プログラミングはできませんが、日本語で頼むだけで、10分未満の決済が3勝6敗という癖まで見つかりました。
ぼくがClaude Codeの基礎を学び直したのは、Brainの「Claude Codeの教科書」です。
- 値段は980円。評価は4.7(27件・2026年11月3日にBrainで確認)
- 17章と巻末の付録。各章に2〜3分の講義の動画がある
- Claude Codeを使うには、Claudeの有料プラン(Proで月20ドル)が別に要る
今日の売買から「いつ売るか」を先に書いて残そう。記録をAIにつけさせたいなら、Claude Codeの教科書を買って、今日1章から読み始めよう。手順は3つです。
- 下のオレンジのボタンを押して、Brainの教材ページを開く
- Brainに会員登録して(3分前後)、980円で買う
- 1章から順に、まずは9章まで読む
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売買の記録をAIにつけさせる入口
- ぼくが基礎を学び直した教科書
- 980円
- 講義の動画つき
- まずは9章まで
Brainの会員登録は3分前後・支払いはクレジットカード
※この記事は、ぼくのデイトレの記録です。特定の銘柄の売買や、投資の手法をすすめるものではありません。
この先の記録は「部室」で
57歳の会社員がAIと一緒にやったことを、うまくいかなかったことも含めて、そのまま報告します。同じ立場の方は、無料で入部してください(メルマガ・Substack)。
ご注意 投資に関する内容は、筆者個人の実際の記録と感想です。
特定の銘柄や金融商品の売買を勧めるものではありません。
損益は過去の結果で、将来を約束するものではありません。投資の判断はご自身でお願いします。(免責事項・広告について)

