日経平均が3,643円の暴落、二番底は来る?過去の暴落のその後を調べた

日経平均の暴落と二番底のアイキャッチ(11月6日の日経平均−3,643円)

この記事には広告を含みます。

日経平均、また大きく下がりましたね。

11月6日(金)の終値は57,434円77銭。1日で3,643円13銭、−5.96%の下げでした。

下げ幅は、過去3番目の大きさです。

2025年4月のトランプ関税ショックのとき、怖くて買えなかった人も多いと思います。「今度こそ、チャンスを逃したくない」。

でも、二番底が来て、もっと下がるかもしれない。どこで入ればいいのか、迷いますよね。

そこで、リーマン・ショックから今回まで、日経平均が1日で5%以上下がった12回を、AI(Claude Code)を使って全部調べました。

先に答えを出しておきます。

この記事でわかること

  • 暴落の日がそのまま底だったのは、11回中4回。残りの7回は、そのあとさらに下がった(うち5回は、さらに10%以上)
  • 一番底を下回る二番底があったのは、11回中3回(リーマン・ショック、東日本大震災、2016年2月)
  • それでも、暴落の日から1年後は、10回中9回が暴落の日の値段より上だった
  • 過去がこうだったから、今回もこうなるとはかぎらない
証券会社の店頭の赤い株価ボードを見上げる会社員(日経平均の暴落の日)

目次 非表示

  1. 11月6日の日経平均は3,643円安、ぼくはこの日14回売り買いした
  2. 日経平均の過去の暴落とその後、リーマンから12回を表にした
  3. 二番底とは?一度底を打ったあと、もう一度下がること
  4. 日経平均の暴落はなぜ?AIと関係ない株まで下がった理由を図にした
  5. ビットコインの暴落と爆上げは、株よりずっと大きい
  6. キオクシアとソフトバンクグループ、スイングか中期かで迷っている理由
  7. よくある質問
  8. このデータはClaude Codeで集めた、公式の数字とも照らし合わせた
  9. 次の暴落で迷わないように、データを自分で見られるようにしよう

11月6日の日経平均は3,643円安、ぼくはこの日14回売り買いした

結論から書きます。ぼくの金曜日は、14回売り買いして+2,370円でした。でも、中身はほめられたものではありません。

この日は朝から、ほぼ全部の株が下がりました。日経平均の225社のうち222社が下がっています。

きっかけは、前の日のアメリカでAIと半導体の株が大きく売られたことです。

11月6日の日経平均の暴落の日、ぼくのSBI証券の実現損益(+2,370円)
11月6日のぼくの売買(信用取引)回数損益
朝トレ(空売り)3回・0勝3敗−7,230円
ソフトバンクグループ4回・2勝2敗−670円
三井金属・SUMCO・JX金属7回+10,270円
合計14回+2,370円

朝トレは、寄り付きのあとに入って、その日のうちに手じまう売り買いです。この朝は、SUMCOの空売りで利益が出ていました。

でも「今日は下がるだろう」と判断して持ち続け、戻されてマイナスで終わりました。

ぼく

利益が取れたのに、判断ミスでマイナスにしました。

そのあと、相場が反転すると判断して、ソフトバンクグループを100株、3,544円で買いました。

ぼくのルールでは、デイトレは絶対に前場(お昼までの取引)で確定させます。それでも、昼をまたいで持ちました。

後場に下がって、焦って3,522.3円で売りました。−2,170円です。

ソフトバンクグループはこの日、−10.83%の3,549円で終わっています。

SUMCOの買いも、昼をまたいで持ちました。こちらは上がって+5,830円。ルールを破って、たまたま勝った1回です。

ぼく

朝トレは、早ければ取れる。欲張ると失敗する。

数字だけ見ると、株安の日にプラスで終われました。でも、中身はルールを破った売り買いばかりです。

ソフトバンクグループは、金曜日にその日のうちの売り買いをしただけで、今は持っていません。キオクシアも持っていません。

そのうえで、スイング(数日〜数週間持つ売買)で持つかを考えています。

そこで、過去の暴落のあとに何が起きたのかを調べました。

日経平均の過去の暴落とその後、リーマンから12回を表にした

株の暴落の歴史を、リーマン・ショックから12回たどりました。結論です。

暴落の日に一度に全部買うと、11回中7回は、そのあともっと下がりました。

でも過去の10回では、1年後に9回が暴落の日より上でした。

まず、全部の表です。

日経平均の暴落の歴史、リーマン・ショックから12回と二番底・回復期間・1年後の表
暴落の日(きっかけ)その日の下げ底の日暴落の日からさらに二番底前の日の値に戻るまで1年後
2008/10/8(リーマン・ショック)−9.38%10/27−22.2%下回った(2009/3/10)約10か月+6.8%
2011/3/14(東日本大震災)−6.18%3/15−10.6%下回った(9/6)約1年+2.9%
2013/5/23(バーナンキ・ショック)−7.32%6/13−14.1%なし約6か月−0.2%
2016/2/9(欧州の銀行株安・円高)−5.40%2/12−7.0%下回った(6/24)24日+18.2%
2016/6/24(英国のEU離脱)−7.92%その日0%なし20日+34.8%
2016/11/9(トランプ氏の当選)−5.36%その日0%なし1日+40.7%
2018/12/25(米国株の急落・政府閉鎖)−5.01%その日0%なし14日+24.2%
2020/3/9(コロナ・ショック)−5.07%3/19−16.0%なし約2か月半+47.4%
2024/8/2(米国の景気不安・円高)−5.81%8/5−12.4%なし20日+12.2%
2025/4/7(トランプ関税ショック)−7.83%その日0%なし3日+71.6%
2026/3/9(中東・原油高)−5.20%3/31−3.2%なし30日まだ
2026/11/6(今回)−5.96%まだまだまだまだまだ

数え方

  • 暴落の日=日経平均が1日で5%以上下がった日。続けて下がったときは、その回の最初の日(60営業日あいたら別の回)
  • 底の日(一番底)=暴落の日から60営業日のうち、終値がいちばん安かった日
  • 二番底=一番底から10%以上戻ったあと、半年(120営業日)のうちに、一番底の近く(+5%以内)まで下げ直したか。「下回った」は、一番底より安くなったこと
  • 戻るまで=暴落の日の前の日の終値に、初めて戻った日まで(暦の日数)
  • 1年後=暴落の日から365日後に近い日の終値を、暴落の日の終値と比べた
  • 前の高値=暴落の日の前の60営業日で、いちばん高い終値
  • 計算は、アメリカのFRED(セントルイス連邦準備銀行の統計)の日経平均の終値。2023年からの939日は、日経の公式の数字と1日ずつ照らし合わせた

暴落の日がそのまま底だったのは11回中4回

暴落の日の終値が、そのまま底だったのは4回です。

2016年6月の英国のEU離脱、2016年11月のトランプ氏の当選、2018年12月、そして2025年4月のトランプ関税ショックです。

残りの7回は、暴落の日のあとも下がりました。リーマン・ショックでは、暴落の日からさらに22.2%下がっています。

コロナ・ショックでは16.0%、2024年8月は12.4%でした。

日経平均の暴落の日のあと、さらに何%下がったか(過去11回)

つまり、暴落の日に「ここが底だ」と決めて全部買うと、半分以上の回で、もっと安く買えたことになります。

二番底で一番底を下回ったのは11回中3回

一番底から一度戻ったあと、もう一度下がって一番底を下回ったのは3回でした。

  • リーマン・ショック:2008年10月27日の7,162円90銭が一番底。約4か月半後の2009年3月10日に、7,054円98銭まで下がった
  • 東日本大震災:2011年3月15日の8,605円15銭が一番底。9月6日に8,590円57銭(約15円下回った)
  • 2016年2月:2月12日の14,952円61銭が一番底。英国のEU離脱が決まった6月24日に14,952円02銭(59銭下回った)

ただ、震災と2016年2月は、下回ったといっても15円と59銭です。

一番底とほぼ同じ値段まで下げて、そこで止まっています。

二番底は「一番底を大きく割る」より「一番底のあたりをもう一度試す」形が多かった、と言えます。

リーマン・ショックの日経平均の二番底(2008年10月と2009年3月)

1年後は過去10回中9回が暴落の日より上

暴落の日に買って1年持っていたら、10回中9回はプラスでした。マイナスは2013年の1回だけで、−0.2%です。

ただ、中身はかなりちがいます。2025年4月のトランプ関税ショックは+71.6%。

リーマン・ショックは+6.8%、東日本大震災は+2.9%でした。

そして、暴落の前の高値に戻るまでは、もっと長くかかった回があります。

リーマン・ショックは、2008年7月の高値13,603円31銭に戻ったのが2013年4月。

暴落の日から数えて、約4年半かかりました。

トランプ関税ショックは、暴落の日が底だった

2025年4月7日、日経平均は−7.83%の31,136円58銭まで下がりました。この日が底でした。

3日後の4月10日には、暴落の前の日の値段(33,780円58銭)に戻っています。

1月の高値40,083円30銭にも、6月27日に戻りました。1年後の2026年4月7日は53,429円56銭。

暴落の日から+71.6%です。

「あのとき買っていれば」と思う人が多いのは、このためです。

トランプ関税ショックで買えなかったことを思い出す女性のイラスト

ただ、これは1年後が分かる10回の中で、1年後の上げがいちばん大きかった回です。毎回こうなるわけではありません。

今回は、前の高値から−18.7%

今回の11月6日の終値57,434円77銭は、10月6日の高値70,683円98銭から−18.7%です。

過去11回で、暴落の日の時点で前の高値から18.7%以上下げていたのは4回です。

2008年(−32.3%)、2016年2月(−19.6%)、2018年(−21.1%)、2025年(−22.3%)。

このうち2018年と2025年は、その日が底でした。2008年と2016年2月は、そのあともっと下がりました。

つまり、同じくらい下げた回でも、半分は底、半分はまだ下がった。今回がどちらになるかは、まだ分かりません。

ぼくも、スイング(数日〜数週間)で持つか、中期(数か月)で持つか、決めきれていません。

ぼく

スイングか中期で持つか、どうするか。悩みます。

暴落の日に全部買うと、たいていはもっと下がった。それでも、過去の多くは1年で暴落の日の値段より上に戻った。

これが12回を並べて分かったことです。

二番底とは?一度底を打ったあと、もう一度下がること

二番底とは、株価が一度底を打って戻ったあと、もう一度下がって、前の底の近くまで来ることです。

チャートの形がアルファベットの「W」に似るので「ダブルボトム」とも呼ばれます。

二番底が前の底より上で止まると「下げが終わったサイン」と見る人が多いです。

逆に前の底を大きく割ると、下げがまだ続くと見られます。

相場には「二番底は黙って買え」という言葉もあります。

一番底で慌てて買うより、二番底を確かめてから買うほうが安全、という考え方です。

ただし、二番底が来ないこともあります。過去11回のうち、二番底の形にならなかったのは8回でした。

二番底を待っているうちに、値段が戻ってしまった回のほうが多いのです。

二番底とは、一度底を打ったあともう一度下がること(ダブルボトム)

日経平均の暴落はなぜ?AIと関係ない株まで下がった理由を図にした

ことわり

この節は、ぼくが見たYouTubeチャンネル「げんたろうの投資ch【元機関投資家】」の解説をまとめたものです。元機関投資家(年金や投資信託など、大きなお金を動かすプロ)の人が、11月6日の暴落について緊急で解説していました。

ぼくは「これはあるな」と思いました。ただ、この先こうなると言い切るものではありません。ひとつの見方として読んでもらえたらうれしいです。

先に結論です。動画の見方を一言でいうと、こうなります。

AI株の売りがきっかけになり、プロが「下げへの備え」をしたことで、売りが市場全体に広がった。

だから、AIと関係のない食品や薬の会社の株まで下がった、という説明です。

11月6日は、日経平均の225社のうち222社が下がりました。

この「ほぼ全部が下がった」理由を説明しているのが、この動画です。

ぼく

緊急で出ていた解説を見て、ぼくも納得しました。

きっかけは、米国のデータセンターへの心配

始まりは、前の日(11月5日)の米国です。ナスダックが約5%安、半導体の株の指数(SOX指数)が約12%安になりました。

動画の説明はこうです。アメリカの中間選挙で民主党が大勝しました。

それで、AIのデータセンターを新しく建てるのが難しくなるのでは、という心配が広がりました。

目立ったのがテキサス州です。

知事選で勝った民主党のジーナ・イノホサ氏は、選挙の前から、住民を守るしくみができるまでデータセンターを一時止めるよう求めていました。

データセンターは電気と水をたくさん使います。住民の電気代が上がる心配があるからです。

データセンターを建てるのが遅れると、中で使う部品の注文も遅れるかもしれません。

  • GPU(AIの計算をする半導体)=NVIDIA
  • メモリー=キオクシア
  • 光ファイバー=フジクラ

株価には「この先もっと売れるはず」という期待が入っています。

だから、注文が実際に減る前でも、期待が小さくなるだけで株は売られます。

キオクシアは11月5日に13.1%下がり、11月6日も一時7,900円まで下がりました(終値8,511円)。

ここまでは、AIや半導体の話です。では、なぜほかの株まで下がったのか。ここからが、この動画の一番大事な所です。

売りが市場全体に広がる3つの段階

動画の説明を、3つの段階に分けて図にしました。

日経平均の暴落はなぜ?売りが市場全体に広がる3つの段階

まず、AI株が売られます。下げに合わせて自動で売るしくみ(アルゴリズム)も、売りを増やします。

相場が荒れてくると、機関投資家は「持っている株全体の損をどう小さくするか」を考えます。

① 機関投資家が「下げへの保険」を買う

大きなお金で一度に株を売ると、自分の売りで値段を下げてしまいます。

そこで、株は持ったままにして、保険のような取引を買います。これが「プットオプション」です。

日経平均がある値段より下がると、損を埋めるお金が出ます。

② 保険を売った証券会社が、先物を売る

保険を売った側(証券会社)は、日経平均が下がるほど損をします。そこで「日経平均の先物」を売ります。

先物は、決まった日に、今決めた値段で売り買いする約束です。先に売っておくと、日経平均が下がったときにもうかります。

これで損を打ち消します。下げが進むと、さらに売り足すこともあります。

③ 先物の売りが、ふつうの株に広がる

先物ばかり売られると、先物の値段が、日経平均そのもの(現物)の値段より安くなります。

すると、その差を取りにいく人が出てきます。

安い先物を買って、日経平均に入っている株をまとめて売る取引です(裁定取引といいます)。

この「まとめて売る」の中に、AIと関係のない会社も入っています。

たとえば、ある食品の会社のもうけの見通しが何も変わっていなくても、まとめて売られる株に入っていれば一緒に下がります。

ニュースがきっかけになり、プロの備えが売りを広げる。これが動画の見方です。

ただし、今回の下げのうち、この取引がどれくらいあったのかは、公開されている株価だけでは分かりません。

ここは大事なので、はっきり書いておきます。

次の山場は、追証の期限とSQ

動画では、このあとの日程にも触れていました。下げのきっかけになりそうな日と、反発のきっかけになりそうな日があります。

追証の期限とSQの日程(2026年11月10日と13日)

11月10日(火)=追証の売りが出るかもしれない日

信用取引(証券会社からお金や株を借りて売り買いすること)で株を買った人は、値下がりで担保が足りなくなると、お金を足すように求められます。

これが追証です。ぼくも経験があります。

楽天証券の場合、金曜に出た追証の期限は、翌々営業日の火曜の正午です。

それまでに解消できないと、証券会社が持っている株を売ります(強制決済)。

だから動画の人は、月曜に戻っても火曜にまた売りが出るかもしれない、と見ていました。

ただ、期限は証券会社によってちがいます。どれくらい売りが出るかは、一人ひとりの口座しだいです。

11月13日(金)=買い戻しが出るかもしれない日

この日は、日経平均のオプション(11月の分)のSQの日です。SQは、残っている取引を清算する値段が決まる日のことです。

②で、保険を売った証券会社は先物を売っていました。

満期が来て保険がいらなくなれば、売っていた先物を買い戻すことがあります。

動画の人は、これが週の後半の反発につながるかもしれない、と見ていました。

ただし、備えを次の月に持ち越すこともあります。新しい悪いニュースが出れば、売りが増えることもあります。

SQの日から分かるのは、清算の日がいつかということだけです。

動画が注目していたのは、全体の売りに巻き込まれた高配当株

動画の人が長い目で注目していたのは、もうけや配当の見通しは変わっていないのに、全体の売りに巻き込まれて下がった高配当株です。

配当の利回りは、株価が下がるほど上がります。

  • 1年の配当が5円で、株価が100円なら、利回りは5%
  • 同じ5円で、株価が50円なら、利回りは10%

ただし、これは配当がこの先も出せるときの話です。配当が減れば、この計算は意味がなくなります。

動画では、投資のしかた別に、こう話していました。

暴落のあとの投資のしかた別の考え方(YouTubeの見方)
投資のしかた動画の考え方
積立オルカン(全世界の株にまとめて投資する投資信託)などを長く積み立てている人は、そのまま続ける。余ったお金で少し足す手もある
中期(数か月)次の決算に期待できる会社を、底を決めつけずに何回かに分けて買う
長期高配当株のうち、下げる前と比べて、もうけや配当の前提が変わっていない会社を見る
短期高配当株の反発。原油安や金利の低下が進めば、不動産株にも買いが入るかもしれない(その場合、銀行株には短い目で逆風)

長期のところで、JTは個別の事情がある例として挙げられていました。

JTの下げは、今回のAIの売りとはほとんど関係がありません。

11月5日、ロシアのプーチン大統領が、JTがロシアに持つ製造会社4社を、ロシアの会社の一時管理の下に置く大統領令に署名しました。

株はJTのものとして残りますが、経営の権限は事実上ロシア側に移ります。

簡単にいえば、ロシアの事業を取り上げられたような形です。翌6日には、製造以外の会社3社も追加されました。

ロシアは、JTの出荷数量の13.7%(2026年1〜9月)を占める大きな市場です。

JTの株は、5日の夜のPTS(取引所が閉まったあとも売り買いできるしくみ)で、すでにストップ安(1日に下がれる限りまで下がること)の6,269円まで売られていました。

6日も1日中ストップ安のままで、終値は−19.3%です。

全体の売りに巻き込まれて下がった株と、会社そのものに悪いことが起きて下がった株は、分けて見る必要があります。

JTは後のほうです。

動画が最後に挙げていた「これから見ること」は2つです。

  1. 米国のデータセンターの規制が、本当にどこまで広がるか
  2. 中東の情勢が、原油や金利の見通しをどう変えるか

プットの買い戻しで一時的に上がることと、会社のもうけが良くなって上がることは、別のものです。動画の人が高配当株で見ていたのも、株価がどれだけ下がったかと、その会社がこの先も配当を出せるかの2つでした。

AIと関係ない株まで下がったのは、プロの備えの売りが広がったから。これが動画の見方です。

だから、このあと戻ったときも、買い戻しの上げなのか、もうけが良くなった上げなのかを分けて見る。

これが、ぼくがこの動画を見て覚えておこうと思ったことです。

出どころ:JTの件=時事通信(2026/11/5)・TASS(11/6)・OANDA(11/6)・日本経済新聞/参考にした動画=げんたろうの投資ch【元機関投資家】「【緊急解説】遂に始まりました…。日経平均一時4300円安。…」(YouTube・https://www.youtube.com/watch?v=93ksP8EPgOs )/ NHK・株探「11月6日の市況」(日経平均・225社中222社)/ 松井証券「11月6日の市況」(米国の下げ)/ 楽天証券「信用取引入門 追証」/ 株探「キオクシア・JTの時系列」/ 日経225オプションのSQ日(松井証券・入稿の前にJPX)/ テキサス州知事選の結果(AP・NHPR)/ イノホサ氏の声明(2026年8月3日)

ビットコインの暴落と爆上げは、株よりずっと大きい

結論です。ビットコインの暴落は、株よりずっと深く、戻るときもずっと大きく上がりました。

5回中2回は、二番底で一番底を下回りました。

比べるために、ビットコイン(ドル建て)の大きな暴落も、同じ考え方で数えました。

ビットコインは毎日大きく動くので「1日で15%以上下がった日」で数えています。

暴落の日その日の下げ前の高値から底まで二番底前の高値に戻るまで1年後
2016/1/15−16.9%−23%試した約3か月+132%
2017/9/14−15.7%−34%なし約1か月+99%
2018/2/5−15.5%−66%下回った約2年10か月−50%
2020/3/12(コロナ)−37.4%−61%なし(その日が底)約7か月+1,048%
2022/6/13−16.1%−72%下回った約1年9か月+16%
日経平均とビットコインの暴落の深さと戻り方の比べ

日経平均は、高値から底まででいちばん深くて−47.3%(リーマン・ショック)でした。

ビットコインは、深いときは−60%から−70%台まで下げました。

その代わり、戻るときの上げも大きいです。コロナのときは、暴落の日から1年で約11倍になりました。

逆に2018年は、1年後もまだ半分でした。

今のビットコインは、11月6日で75,860ドル。

1年の高値(2025年11月9日の106,496ドル)から−28.8%です。

振れ幅がこれだけちがうので、同じ「暴落のあと」でも、株とビットコインは分けて考えたほうがよさそうです。

それでも、ぼくの意見ですが、ビットコインは株とは別に、少しだけ持っておくのがおすすめです。

振れ幅が大きいぶん、一度に大きく買うより、少しずつ買うほうがいいと思っています。

ぼくは2015年から、コインチェックを使っています。

2021年に、毎月1万円の積み立てを2回だけして、止めてしまいました。

その2万円は、2026年11月1日の時点で38,039円です(ビットコインの値段で毎日変わります)。

これは、たまたまこの期間に上がっただけです。2018年のように、1年たっても半分のままの年もあります。

ぼく

そのまま積み立てていたらよかった。

コインチェックの販売所なら、500円分から買えます。積み立てなら、毎日つみたてで1日約300円からです。

暴落のあとでビットコインが気になったら、まずは無料で口座を開いて、500円分だけ買ってみよう。手順は3つです。

  1. 下の緑のボタンを押す
  2. スマホで会員登録と本人確認をする(マイナンバーカードなら審査は最短即時)
  3. 口座ができたら、銀行振込で日本円を入れて、販売所で500円分のビットコインを買う(振込の手数料は自分持ち)
PR

\ まずは無料で口座を開いて、500円分から /

  • ぼくが2015年から11年使っている口座
  • 販売所なら500円分から買える
  • マイナンバーカードなら審査は最短即時
コインチェックで無料の口座を開くスマホで3ステップ・無料

ボタンから、スマホのブラウザでそのまま申し込めます(2026年10月18日現在)

キオクシアとソフトバンクグループ、スイングか中期かで迷っている理由

結論から書きます。ぼくはまだ、どちらも買うかどうかを決めていません。

2つとも、AIと半導体の相場のど真ん中にいる株です。だから気になります。

スイングか中期か、まだ迷っています。

キオクシアは、信用で買われた株がとても多い

ぼく

AI、半導体相場といえばキオクシアです。

キオクシアは、メモリー(データをためておく半導体)の会社です。

10月2日に19,300円だった株価は、11月6日に8,511円。1か月ほどで−55.9%です。

気になるのは、信用買い残です。

信用買い残は、信用取引(証券会社からお金を借りて買う売買)で買われて、まだ売られていない株の数です。

日にち株価(終値)信用買い残信用倍率
10月2日19,300円4,146万株16.10倍
10月30日13,470円4,799万株33.04倍
11月5日9,324円5,285万株25.42倍

株価が半分になるあいだに、信用買い残は約1,138万株(+27%)増えました。

下がったところで、借りたお金で買った人が多い、ということです。

信用で買った株は、下がりすぎると追証が出ます。追証を解消できないと、株が売られます。

上で書いた「11月10日(火)の追証の売り」で、動画がキオクシアを例に出していたのは、このためです。

ぼくも、SBI証券で追証が来たことがあります(13万円の損切りで解消しました)。

あわせて読みたい:追証とは?SBI証券で追証が来た57歳が、損切り13万円で解消した実録

キオクシアの株価と信用買い残(2026年10月〜11月)

ソフトバンクグループは、OpenAIの株を約13%持っている

ソフトバンクグループは、ChatGPTを作っているOpenAIに、これまで646億ドル(約10.2兆円)を出資しています。

2026年10月1日に、追加の出資の最後の払い込みを終えて、OpenAIの株の約13%を持っています。

ぼくの意見ですが、AIの会社の上場が続けば、ソフトバンクグループの株価にも追い風になると思っています。

  • アンソロピック(Claudeを作っている会社)は、10月26日に上場の届け出を公開しました。上場の日は、まだ会社から発表されていません
  • OpenAIも、6月に上場の申請をしています。上場の時期は、まだ決まっていません

アンソロピックの上場で大きなお金が集まれば、そのあとのOpenAIの上場にもお金が集まると思っています。

そうなれば、約13%を持つソフトバンクグループも見直されるのでは、と見ています。

ぼく

今回の暴落は、ソフトバンク好きのぼくとして、チャンスなのか?

ただ、都合の悪い数字もあります。ソフトバンクグループは、11月4日の4,269円から2日で−16.9%。

11月6日は3,549円で終わりました。

上場の話は「こうなるといい」という見方で、いつ、いくらで上場するかは、まだ誰にも分かりません。

ことわり

この記事のデータを集めるのに使ったClaude Codeは、アンソロピックが作ったAIです。上場の話は、ぼくの考えとして書いています。AIにすすめられたものではありません。

迷ったときに確かめたい4つ

ここまでのデータと動画から、迷ったときに確かめたいことを4つにまとめました。

  1. 全体の売りに巻き込まれたのか、会社そのものに悪いことが起きたのか(JTは後のほう)
  2. 信用買い残が多くないか(多いと、追証の売りが出やすい)
  3. 追証の期限(11月10日)とSQ(11月13日)の前か後か
  4. 一度に全部買おうとしていないか(過去11回のうち7回は、暴落の日のあともっと下がった)
暴落のあと迷ったときに確かめたい4つ

出どころ:株探「キオクシアの日次信用残」(11/7に確認)/ITmedia NEWS(2026/10/1・ソフトバンクグループの出資)/CNN(2026/6/8・OpenAIの上場の申請)/アンソロピックの上場の届け出(2026/10/26・SEC)

スイングで持つなら、11月10日と13日の動きが大事になります。

中期で持つなら、1か月から数か月の二番底を考えに入れる必要があります。どちらにするか、ぼくはまだ決めていません。

夜の書斎で下がった株価のグラフと表を見比べる男性のイラスト

よくある質問

暴落と二番底について、よく調べられていることに、過去12回のデータで答えます。

二番底とは?

株価が一度底を打って戻ったあと、もう一度下がって、前の底の近くまで来ることです。

チャートが「W」の形になるので、ダブルボトムとも呼ばれます。

二番底とダブルボトムの違いは?

ほぼ同じ意味で使われます。二番底は2回目の底のこと、ダブルボトムは2つの底でできた「W」の形全体のことです。

日経平均の暴落は、なぜ起きた?(2026年11月6日)

前の日のアメリカで、AIと半導体の株が大きく売られたことがきっかけです。

報道や動画の解説では、アメリカの中間選挙で民主党が大勝し、AIのデータセンターを建てにくくなるのでは、という心配が広がった、と説明されています。

暴落からの回復期間は?元に戻るまでどれくらい?

過去11回では、暴落の前の日の値段に戻るまで、1日から約1年でした。前の高値に戻るまでは、もっとかかった回があります。

リーマン・ショックは約4年半でした。

暴落は買い時?

過去の10回では、暴落の日に買って1年持てば、9回は暴落の日より上でした。

ただ、暴落の日のあとにもっと下がった回が11回中7回あります。今回もそうなるとはかぎりません。

二番底は黙って買えとは?

一番底で慌てて買わず、二番底を確かめてから買うほうが安全、という相場の言葉です。

ただ、過去11回のうち8回は二番底の形になりませんでした。

トランプ関税ショックの下落率は?

日経平均は2025年4月7日に1日で−7.83%、31,136円58銭まで下がりました。

1月の高値40,083円30銭からは−22.3%です。この日が底で、1年後は+71.6%でした。

このデータはClaude Codeで集めた、公式の数字とも照らし合わせた

この記事の表は、全部AI(Claude Code)で集めて計算しました。

Claude Codeは、パソコンの中で、ファイルを作ったり計算したりしてくれるAIです。

ぼくはプログラミングを1行も書けません。日本語で頼んだだけです。

このデータはClaude Codeで集めた(日経平均の終値・939日一致)

やったことは、この3つです。

  1. 日経平均の毎日の終値を、2007年から集めた(アメリカのFREDと、日経の公式データ)
  2. 「1日で5%以上下がった日」「底」「二番底」の数え方を決めて、12回を全部計算した
  3. 2023年から2026年の939日分は、日経の公式の数字と1日ずつ照らし合わせた。全部一致した

AIの出した数字を、そのまま信じたわけではありません。公式の数字と合わせて確かめました。

リーマン・ショックの底(7,162円90銭)や、コロナ・ショックの底(16,552円83銭)も、よく知られている値と同じでした。

Claude Codeの始め方は、別の記事にまとめています。

あわせて読みたい:Claude Codeの始め方

自分でもデータを集めてみたい人は、ぼくがClaude Codeの基礎を学び直した「Claude Codeの教科書」から始めよう。

くわしくは、この記事の最後に書きます。

PR

データ集めをAIに頼む入口

次の暴落で迷わないように、データを自分で見られるようにしよう

日経平均の暴落と二番底を、リーマン・ショックから12回並べました。暴落の日に全部買うと、11回中7回はもっと下がった。

二番底で一番底を下回ったのは3回。それでも、過去の10回では、1年後に9回が暴落の日より上でした。

ぼくはまだ、スイングか中期かを決めていません。それでも、過去の数字を並べておけば、決めるときの材料になります。

このデータは、AIに日本語で頼んで集めました。ぼくもプログラミングはできませんが、日本語で頼むだけでここまでできました。

ぼくがClaude Codeの基礎を学び直したのは、Brainの「Claude Codeの教科書」です。

  • 値段は980円。評価は4.7(27件・2026年11月3日にBrainで確認)
  • 17章と巻末の付録。各章に2〜3分の講義の動画がある
  • 黒い画面(ターミナル)を使わず、アプリで始める前提
  • Claude Codeを使うには、Claudeの有料プラン(Proで月20ドル)が別に要る

ぼく

基本的なことは9章まで理解すればいい。そのあとはWebページや動画、アプリ、ゲームなど自分のやりたいことを読めばいい。

次の暴落が来る前に、Claude Codeの教科書を買って、今日1章から読み始めよう。まずは9章まで。手順は3つです。

  1. 下のボタンを押して、Brainの教材ページを開く
  2. Brainに会員登録して(3分前後)、980円で買う
  3. 1章から順に、9章まで読む

PR

次の暴落の前に、データを自分で見られるように

  • ぼくが基礎を学び直した教科書
  • 980円
  • 講義の動画つき
  • まずは9章まで

Brainの会員登録は3分前後・支払いはクレジットカード

この先の記録は「部室」で

57歳の会社員がAIと一緒にやったことを、うまくいかなかったことも含めて、そのまま報告します。同じ立場の方は、無料で入部してください(メルマガ・Substack)。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 ※ が付いている欄は必須項目です