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含み損、毎日アプリで見ていますよね。
ぼくもです。スカパーJSATの株を5か月持ち続けて、最後は−263,080円で手放しました。
書いているのは、57歳の会社員です。株は1年目。SBI証券で、本物のお金を使って売り買いしています。
含み損の株を持っていると「あと何か月待てば戻るのか」を考えます。ぼくも、5か月ずっと考えていました。
その5か月の結果から、答えを先に書きます。
何か月待つかを決めても、意味がありませんでした。決めるべきだったのは、買った日の「ここまで下がったら売る」です。

この記事でわかること
- 含み損とは何か。ぼくのスカパーの実際の数字で計算します
- 含み損の株を5か月持った流れ(買った日から手放した日まで)
- 含み損は何か月待つのか。ぼくが「12月まで」と決めて、守れなかった話
- 塩漬け株とは何か。ぼくの株が塩漬けになった理由
- −8%で切っていれば35,600円。待った代金は約22.7万円
数字は、SBI証券の画面(ポートフォリオ・取引報告書・当日約定一覧・実現損益詳細)で確かめたものです。
損益は税金を引く前の金額です。
目次 非表示
- 結論:含み損のスカパーを5か月持ち、−26万円で手放した
- 含み損とは?買った値段と今の値段の差、売るまで確定しない損
- スカパーの5か月:買った日から、含み損のまま手放した日まで
- 含み損は何か月待つ?ぼくは「12月まで」と決めて、守れなかった
- 含み損のまま保有し続ける株は、損のほかにもお金がかかっていた
- 塩漬け株とは?ぼくのスカパーが塩漬けになった理由
- −8%で切っていたら35,600円、5か月待った代金は約22.7万円
- 含み損を気にしないのは大丈夫?ぼくは「見ないふり」をしていた
- 含み損が確定した日:実現損益は−26万円、でも残高はそのぶん減らなかった
- ぼくの答え:何か月待つかではなく、買った日に逆指値を入れる
- 含み損の株を持っている人へ
- よくある質問
- 含み損は売るまで確定しない、待つ期限を先に決めておこう
結論:含み損のスカパーを5か月持ち、−26万円で手放した

先に結論です。
- 含み損とは:持っている株の「今の値段」と「買った値段」の差。売るまでは確定しない損
- 持った期間:2026年5月25日に買って、10月26日に手放した。約5か月(154日)
- 含み損がいちばん大きかった画面:10月12日の朝、−265,442円(−59.65%)
- 手放した理由:別の株(太陽誘電)の損で、口座のお金が足りなくなった。予定より早かった
- −8%で切っていたら:損は35,600円で済んでいた
待っている間に、含み損は小さくなりませんでした。増えていきました。
ここから、含み損とは何かを先に説明して、そのあとスカパーの5か月を、買った日から順番に書きます。
待った理由も、待てなくなった理由も、全部です。
含み損とは?買った値段と今の値段の差、売るまで確定しない損
含み損(ふくみぞん)とは、持っている株が、買った値段より下がっているときの差額です。
まだ売っていないので、損は確定していません。
言葉だけだと分かりにくいので、ぼくのスカパーの数字で計算してみます。
含み損の計算:(今の値段 − 買った値段)× 株数

ぼくは5月25日に、スカパーを1株4,450円で100株買いました。信用取引です。
10月12日の朝、株価は1,849円でした。含み損の計算は、こうなります。
- (1,849円 − 4,450円)× 100株 = −260,100円
ところが、SBI証券の画面に出ていた含み損は−265,442円でした。
差の5,342円は、信用取引の金利などの諸経費です。
SBI証券は、信用で買った株の含み損から、こうした費用を引いて出しています。現物の株なら、値段の差だけです。
含み損益とは:含み益と含み損をまとめた呼び方
含み損益(ふくみそんえき)は、含み益と含み損をまとめた言い方です。プラスなら含み益、マイナスなら含み損。
SBI証券の画面では「評価損益」と書かれている所もあります。中身は同じです。
ぼくは、この評価損益の数字だけを見て、口座全体の成績を11か月まちがえていました。
その話は「評価損益とは?SBIの−13万円を11か月まちがえた57歳」に書いています。
この記事では、1本の株の含み損に話をしぼります。
現物と信用取引で、含み損の重さはちがう
同じ含み損でも、現物の株と、信用取引で買った株では重さがちがいます。
| 現物の株 | 信用取引で買った株 | |
|---|---|---|
| 含み損の出し方 | 値段の差だけ | 値段の差から金利などを引く |
| 返す期限 | ない | ある(ぼくは6か月) |
| 金利 | かからない | 持っている間ずっとかかる |
| 含み損が増えると | 画面の数字が増えるだけ | 新しく買える金額が減る。下がりすぎると追証 |
信用取引の含み損は、保証金(信用取引の担保のお金)から引かれます。
だから、含み損が大きくなるほど、ほかの株を買う余裕がなくなります。
下がりすぎると、追加のお金を入れるよう求められます(追証)。
ぼくは5月に一度、追証を受けています。
そのときの話は「追証とは?SBI証券で追証が来た57歳が、損切り13万円で解消した実録」に書きました。
株の含み損は、売るまで「確定」しない
含み損は、売らないかぎり確定しません。株価が戻れば、含み損は小さくなります。買った値段を超えれば、含み益に変わります。
だから、待てます。「まだ負けたわけじゃない」と思えるからです。
この「まだ確定していない」が、ぼくが5か月待てた理由でした。
含み損とは、売るまで確定しない損。だからこそ、いつまでも待ててしまう損です。
スカパーの5か月:買った日から、含み損のまま手放した日まで
ぼくのスカパーは、買った2日後から下がり始め、5か月で半分以下になりました。その間、ぼくは一度も売りませんでした。

時間の順に書きます。
5月25日:上がっている途中で、4,450円で買った
スカパーは、前に2,000円台のころから売ったり買ったりして、うまくいっていた銘柄でした。
ぼくの中では「相性のいい株」です。
5月25日、上がっている途中で、信用取引で100株を買いました。1株4,450円、445,000円ぶんです。
6か月で返す決まりの、制度信用でした。
買った理由を、8月にぼくはこう書いています。
ぼく
この銘柄は上昇している時に利益を出した銘柄なので、下がってもきっと上がるという、意味不明な思いこみでこの有様です。
株価がいちばん高かったのは、買った2日後の5月27日、4,720円です。そこから下がり始めました。
6月1日:買値の−8%を割った、ここで切れば35,600円
4,450円の−8%は、4,094円です。株価は6月1日に、この値段を割りました。
ここで売っていれば、損は35,600円でした(値段の差だけ。手数料・金利は別)。
でも、ぼくは売りませんでした。そもそも、この時のぼくには「−8%で切る」という決まりがありませんでした。
自分で売り買いのルールを作り始めたのは、この約1か月後です。
いちばん小さな損で終われたのは、この日でした。でも、ぼくは何も考えていませんでした。
夏:下がって、下がって、下がって
6月、7月と、株価は下がり続けました。7月10日には2,530円。含み損は約19万円になっていました。
このころの気持ちは、9月にXに書いたとおりです。
ぼく
いやいや、大丈夫。俺のスカパーは大丈夫。下がって、下がって、下がって。もう、損切りしにくい状態になりました。
8月24日、含み損は−229,160円。買値から約50%下がっていました。
そのときのぼくのメモには「切るに切れずです」「ずるずる持ってしまったのが原因です」とあります。
8月28日:実験を始めた日、もう約−25万円の含み損だった
8月28日、ぼくは元手約70万円で「57歳の会社員が、AIを使って株で月50万円を目指す」実験を始めました。
毎月1日に、運用報告を出しています。
その時点で、スカパーはもう約25万円の含み損でした。実験より前に抱えていた含み損です。
9月8日のSBIの画面では−244,582円。9月30日は株価2,002円で−249,698円(−55.50%)。
待っても、少しずつ増えていきました。

10月12日:含み損は−265,442円(−59.65%)
10月12日の朝、SBI証券のポートフォリオを開きました。ぼくが画面を撮った中で、いちばん大きい含み損です。

買値の4,450円に対して、株価は1,849円。半分どころか、4割ほどの値段になっていました。
信用で買った株には、返す期限があります。スカパーの期限は11月24日でした。
期限までに決めなければ、翌日の朝に証券会社が売ります。
10月13日:返済期限の前に、含み損のまま現引きした
返済期限が近づいて、ぼくの前には3つの道がありました。
| 終わらせ方 | 何が起きるか |
|---|---|
| 返済売り | 株を売って、借りたお金を返す。約26万円の損が確定する |
| 現引き | 代金を払って、株を現物として受け取る。含み損は残る |
| 何もしない | 期限の翌営業日の朝、証券会社がそのときの値段で売る |
ぼくが選んだのは、真ん中の現引きでした。
10月5日の記事で、ぼくは「期日までに、損切りするのか、どうするのかを決めます」と書いていました。
決めた答えが、現引きです。
ただ、現引きは、期日という「決める日」を自分で外すことでもありました。現物には期限がありません。
いつまででも待てる形に、自分でしたわけです。
10月13日、ぼくはスカパーを「現引き」しました。
現引きとは、信用で買った株の代金を払って、自分の株(現物)にすることです。
払ったのは450,342円。株の代金445,000円に、金利などの諸経費5,342円を足した額です。

現物になって、返済期限と金利はなくなりました。でも、含み損は消えません。
10月14日の株価は1,882円で、含み損は−262,200円(−58.21%)でした。
取得単価は、諸経費のぶん4,504円に上がっています。
現引きのくわしい中身は「現引きで含み損の信用買いを現物に、SBIで払った45万円の内訳」に書いています。
10月26日:予定より早く、1,873.2円で手放した
そして10月26日の朝、ぼくはスカパー100株を1,873.2円で売りました。187,320円です。

SBI証券の実現損益(売って確定した損益)では、−263,080円。
現引きで払ったお金と、売ったお金の差だけなら−263,022円です。買値の4,450円から見ると、約−58%でした。
売った日の気持ちは、一言です。
ぼく
こんな形で売却になるとは、思わなかった。
5か月で、含み損は一度も小さくならないまま、そのまま損として確定しました。
含み損は何か月待つ?ぼくは「12月まで」と決めて、守れなかった
含み損の株を何か月待つか。ぼくは、現引きした日に「12月ごろまで」と決めていました。
でも、その前に手放すことになりました。
決めた理由と、守れなかった理由を書きます。
現引きの日に決めたこと:TOPIXの入れ替えのあと、12月ごろまで様子を見る
現引きをした10月13日、ぼくには1つの理由がありました。TOPIX(東証株価指数)の入れ替えです。
日本取引所グループは、2026年10月30日に、TOPIXの初回の定期入替を行いました。
公表された資料では、スカパーは10月30日時点の構成銘柄に載っていて、比重を下げていく「移行措置銘柄」には入っていませんでした(日本取引所グループの資料より・2026年10月14日確認)。
入れ替えに合わせて、スカパーの値段が上がればいい。
薄い期待です。入れ替えが終わるまで様子を見て、12月ごろまでは持つつもりでした。
売る日も、売る値段も、決めていませんでした。
入れ替えの4日前に、手放すことになった
ところが、10月23日。ぼくは別の株、太陽誘電で−254,622円の損を出しました。
その損の精算で、口座のお金が足りなくなりました。だから、10月26日の朝、スカパーを売りました。
TOPIXの入れ替えの4日前です。
正直に書くと、そのときのぼくは、証券会社からの連絡を「追証」だと思い込んでいました。
実際は「預り金不足」という別のものでした。
この日のくわしい流れは「預り金不足とは?SBIで追証だと思いスカパーを売った57歳」に書いています。
太陽誘電を売った日のことは「太陽誘電の株価が下落した理由は?急落の日に損切りした57歳」に書きました。
「何か月待つか」は、ぼくには決められなかった
ぼくは「12月まで」と決めていました。でも、待つ期間を決めたのは、ぼくではありませんでした。
別の株の損と、口座のお金の都合です。
ぼくの5か月は、自分で決めた5か月ではありませんでした。
含み損の株を何か月待つかは、株価だけでは決まりません。ほかの株や口座のお金の都合で、待てなくなる日が来ます。
ぼくの意見ですが「何か月待つか」を考え始めた時点で、もう遅いのだと思います。その話は、この先の節でもう一度書きます。
何か月待つかを決めても、守れるとはかぎらない。これが、5か月待ったぼくの答えです。
含み損のまま保有し続ける株は、損のほかにもお金がかかっていた
含み損のまま株を持ち続けると、損は増えるか減るかだけ、と思っていました。
実際には、損のほかにも払っていたものがありました。

1つ目:信用取引の金利、142日で4,847円
信用で買った株は、持っている間ずっと金利がかかります。
スカパーは、5月25日から現引きの日まで142日ぶんで4,847円でした。
株価がまったく動かない日も、この金利は毎日増えていきます。
2つ目:45万円が、この株から動かせなくなった
10月13日の現引きで、ぼくは450,342円を払いました。翌日のスカパーの評価額は188,200円です。
払ったお金の半分以上が、含み損として消えている株です。
現物にしたので期限はなくなりましたが、そのぶん、口座で動かせるお金は減りました。
3つ目:お金が足りない日に、手放す日を選べなかった
そして10月26日。太陽誘電の損でお金が足りなくなったとき、ぼくはスカパーを売ることになりました。
「TOPIXの入れ替えのあとに」と決めていた日を、自分で選べませんでした。
含み損の株を持ち続けることは、タダで待つことではありませんでした。

塩漬け株とは?ぼくのスカパーが塩漬けになった理由
塩漬け株とは、株価が大きく下がって、売るに売れず、持ったままになっている株のことです。
ぼくのスカパーは、まさにこれでした。
なぜ塩漬けになったのか。ぼくの側の理由を書きます。
塩漬け株とは:損を確定させたくなくて、持ったままになった株
「塩漬け」は、食べ物を塩に漬けて長く置いておくことから来た言い方です。
株の場合は、含み損が大きくなりすぎて、手を付けられずに置いたままの状態を指します。
含み損が小さいうちは、まだ切れます。でも、含み損が大きくなるほど、売って損を確定させるのがつらくなります。
そうして、塩漬け株になっていきます。
理由1:うまくいっていた株だから「大丈夫」と思った
いちばんの理由は、成功体験です。
スカパーは、前に売り買いしてうまくいった株でした。だから、下がっても「大丈夫だろう」。
下がったけど上がるだろう。そう思って持っていました。
これは、10月に太陽誘電でやったことと同じです。勝っていた株だから、下がっても戻ると思い込む。
ぼくは、同じことを2回やっています。
理由2:売る値段を、買う前に決めていなかった
もう1つは、売る値段を決めていなかったことです。
9月に、ぼくは自分で作ったAIの売り買いのルールに、スカパーの過去の値動きを当ててみました。
結果は、買った5月25日は「買わない」でした。
ルールでは、RSI-2という指標が10より下(売られすぎ)のときに買います。5月25日のRSI-2は92。
買われすぎの日に、ぼくは買っていました。
もちろん、あとから言えば何とでも言えます。このルールを作ったのは、スカパーを買ったあとです。
ただ、買う前に「いつ売るか」を決めていなかったことは、事実です。
会社の事情は、ぼくには言い切れない
スカパーの株価が、なぜここまで下がったのか。会社の事情は、ぼくには言い切れません。だから、この記事では書きません。
書けるのは、ぼくの側の理由だけです。成功体験で買って、売る値段を決めず、下がるたびに「大丈夫」と思っていた。
塩漬け株は、株が悪くなって生まれるだけではありません。ぼくの場合は、売る値段を決めなかったことで生まれました。
−8%で切っていたら35,600円、5か月待った代金は約22.7万円
もし6月1日に、買値の−8%で切っていたら。損は35,600円で済んでいました。

| 損 | |
|---|---|
| −8%(4,094円)で切っていた場合 | 35,600円(6月1日・計算) |
| 実際(10月26日・1,873.2円) | 263,080円(SBIの実現損益) |
| 差(5か月待った代金) | 約22.7万円(227,480円) |
(−8%の場合は値段の差だけで、手数料・金利は別です)
実際の損は、−8%で切った場合の約7倍です。
10月の運用報告では、太陽誘電とスカパーの2本を合わせて「損切りを設定しなかった代金は約40万円」と書きました。
そのうち約22.7万円が、スカパーの5か月です。
9月の時点で、ぼくはこの失敗をこう書いています。
ぼく
仕方がないな、と。これも授業料です。
ただ、授業料にしては高すぎました。待った5か月で、損は約7倍になっています。
含み損を気にしないのは大丈夫?ぼくは「見ないふり」をしていた
「含み損は気にしない方がいい」という声もあります。ぼくの場合、気にしないでいたことは、大丈夫ではありませんでした。
正確に言うと、ぼくは気にしていなかったのではありません。毎日画面で見ていました。
見ていて、何もしなかった。見ないふりをしていた、の方が近いです。
切るに切れず、ずるずる持つ。8月のメモに書いたとおりです。
気にしないのと、見ないふりをするのは、ちがいました。
ぼくの意見ですが、含み損を気にしなくていいのは、売る値段を先に決めて、注文まで入れてあるときだけだと思います。
それなら、下がっても決めた所で自動的に売れます。画面を見て悩む必要がありません。
ぼくのスカパーは、その反対でした。売る値段も、注文もない。
だから毎日見て、毎日「まだ大丈夫」と思って、5か月が過ぎました。
含み損を気にしないでいられるのは、出口を先に決めてあるときだけ。これが、ぼくの意見です。
含み損が確定した日:実現損益は−26万円、でも残高はそのぶん減らなかった
含み損は、売った瞬間に「確定した損」(実現損益)に変わります。
ぼくのスカパーは、10月26日に−263,080円で確定しました。
ただ、ここで1つ、ややこしいことが起きました。

10月の実現損益は−42万円、そのうち−26万円がスカパー
10月に売って確定した損益は、合計−422,040円でした。そのうち−263,080円が、スカパーです。
でも、口座の残高は、そのぶん減っていません。スカパーの含み損は、8月28日に実験を始める前からありました。
残高には、もう含み損として入っていたのです。
売って確定しても、前から減っていた分が「確定」に変わっただけ。だから残高は新しく減っていません。
このつながりは、10月の運用報告で、残高の表と一緒に説明しています。
含み損のうちは、税金の計算に入らない
含み損は、売るまで税金の計算に入りません。税金に関係してくるのは、売って確定してからです。
ぼくの口座は、特定口座(源泉徴収あり)です。
この口座では、同じ年の利益と損を、証券会社が自動で差し引きしてくれます(損益通算といいます)。
10月は損を確定させたので、前に利益が出たときに引かれていた税金が戻ってきました。
10月27日と28日で、9万円ちょっとです。スカパーだけの分ではなく、10月の損全体での話です。
年をまたいだ損の扱いは、確定申告が要ります。
くわしくは「特定口座(源泉徴収あり)の確定申告と損益通算、株の損失を繰越しなかった57歳」に書いています。
含み損は、売るまで税金にも残高の計算にも「確定」しない。確定した日に、初めて数字として残ります。
ぼくの答え:何か月待つかではなく、買った日に逆指値を入れる
5か月待って、ぼくが出した答えはこれです。
何か月待つかを、下がってから考えない。買った日に、売る値段を決めて注文まで入れておく。

10月の運用報告に、ぼくはこう書きました。そのまま載せます。
ぼく
損切り設定をしていないので、マイナスが膨らみ、損切りできるタイミングをなくし損失を膨らませた。11月は損切りとAIトレードの力を入れる。ルール通りにやる。
11月からのルールは、こうです。
- 持ち越すかもしれない株と、値動きの激しい株は、買った直後に必ず逆指値を入れる
- 朝の手法(デイトレ)は、その日のうちに終える。売る時間を決めているので、持ち越さない
逆指値とは「この値段まで下がったら売る」と先に入れておく注文です。
株価が決めた値段まで下がれば、ぼくが画面を見ていなくても売れます。
10月28日、ぼくはソフトバンクグループを買った直後に、初めて逆指値を入れました。
そのときは利益で売れたので、逆指値は取り消しています。小さな一歩ですが、スカパーのときにはできなかったことです。
「何か月待つか」を考えるのは、売る値段を決めていなかった人です。5か月前のぼくです。
だから、次からは買った日に決めます。下がってからでは、ぼくは決められません。
含み損の株を持っている人へ
最後に、いま含み損の株を持っている人へ。
ぼくは、あなたに「売れ」とも「持て」とも言えません。その株がこの先どうなるかは、ぼくには分かりません。
ただ、もし今、あなたも同じように、
- うまくいっていた株だから、と持ち続けている
- 売る値段を決めないまま、何か月も待っている
- 「あと何か月待てば戻るか」を毎日考えている
なら、一度だけ、買った値段・今の値段・自分で決めた線の3つを並べてみてほしいと思います。
ぼくは、3つ目の「自分で決めた線」がありませんでした。だから、5か月待って、約22.7万円を余計に払いました。
ぼく
同じように、含み損の株を前に何か月も迷った人がいる。それだけでも、少し楽になればうれしいです。
よくある質問
Q. 含み損とは?わかりやすく教えてください
A. 持っている株が、買った値段より下がっているときの差額です。(今の値段 − 買った値段)× 株数で出します。
ぼくのスカパーは、10月12日に(1,849円 − 4,450円)× 100株で約−26万円でした。
売るまでは確定しない損です。信用取引の株は、SBI証券では金利などの諸経費も引いて表示されます。
Q. 含み損は何か月待つのがいいですか?
A. ぼくには答えられません。
ぼくは「12月ごろまで」と決めていましたが、別の株の損で口座のお金が足りなくなり、5か月で手放しました。
待つ期間は、株価だけでなく、ほかの株や口座のお金の都合でも変わります。
ぼくは、何か月待つかより、買った日に売る値段を決める方を選びました。
Q. 塩漬け株はどうするのがいいですか?
A. 売るか持つかは、すすめられません。
ぼくは塩漬けのスカパーを、信用の返済期限の前に現引きして現物にし、そのあと手放しました。
現引きしても含み損は消えず、まとまったお金が株から動かせなくなりました。
どうするにしても「いつ」「いくらで」を自分で決めておくことが大事だと、ぼくは思っています。
Q. 塩漬け株とは?
A. 株価が大きく下がって、売るに売れず、持ったままになっている株のことです。
含み損が大きくなるほど、損を確定させるのがつらくなって、手を付けられなくなります。
ぼくのスカパーは、買値から約−58%で5か月持ったままでした。
Q. 塩漬け株は何年くらい持つものですか?
A. 何年がよいかは、ぼくには言えません。ぼくのスカパーは、5月25日に買って10月26日に手放したので、約5か月でした。
期間を決めても、ほかの株の損や口座のお金の都合で、その前に手放すことがあります。
ぼくは、期間より先に「いくらまで下がったら売るか」を決めることにしました。
Q. 株の含み損を売らないで放置すると、どうなりますか?
A. 売らないで置いておくと、株価が戻れば含み損は小さくなり、下がれば大きくなります。ぼくの場合は、戻らないまま含み損が増えました。
信用取引なら、持っている間ずっと金利がかかり、返す期限も来ます。
ぼくは142日で金利4,847円を払い、期限の前に現引きしました。
Q. 含み損を気にしないのは大丈夫ですか?
A. ぼくの場合は、大丈夫ではありませんでした。毎日画面で見ていたのに、何もしない5か月でした。
ぼくの意見ですが、気にしなくていいのは、売る値段を先に決めて注文まで入れてあるときだけだと思います。
Q. 含み損は税金に関係ありますか?
A. 含み損のうちは、税金の計算に入りません。売って損が確定すると、同じ年の利益と差し引きされます。
特定口座(源泉徴収あり)なら、証券会社が自動でやってくれます。年をまたいで損を持ち越すには、確定申告が要ります。
Q. 持っている株が含み損だらけのときは?
A. まず、口座全体の数字を見てください。
ぼくの10月12日の口座は、信用の欄が約−27万円でしたが、現物の欄は約+14万円でした。
含み損は画面に長く残るので、全体より悪く見えやすいです。口座全体で増えたか減ったかは、残高と入れたお金を比べて見ます。
含み損は売るまで確定しない、待つ期限を先に決めておこう
含み損とは、持っている株の「今の値段」と「買った値段」の差です。売るまで確定しないので、いつまでも待ててしまいます。
ぼくはスカパーを5月25日に4,450円で買い、含み損のまま5か月持ちました。
6月1日に−8%で切っていれば35,600円。実際は、10月26日に1,873.2円で手放して−263,080円。
待った代金は約22.7万円です。
「12月まで」と決めた待ち方も、別の株の損でお金が足りなくなって、守れませんでした。
塩漬け株になったのは、成功体験で買って、売る値段を決めていなかったからです。
含み損の株を何か月待つかではなく、買った日に売る値段を決める。57歳、5か月の塩漬けで学んだことです。
10月にスカパーと太陽誘電で何が起きたのか、売買68回を全部出した報告は「株の運用報告(2026年10月)元手約70万円で−14万円、損切りを設定しなかった代金」に書いています。
※この記事は、筆者個人の口座の記録と意見です。特定の銘柄の売買や、信用取引・現引きをすすめるものではありません。
TOPIXの入れ替えによる株価の動きを予想するものでもありません。
株式投資は元本を失うことがあり、信用取引では口座のお金を超える損が出ることがあります。
損益はSBI証券の画面で確かめた税引前の金額です。
5月27日・6月1日・7月10日の値段は、過去の日足から計算したものです。
この先の記録は「部室」で
57歳の会社員がAIと一緒にやったことを、うまくいかなかったことも含めて、そのまま報告します。同じ立場の方は、無料で入部してください(メルマガ・Substack)。
ご注意 投資に関する内容は、筆者個人の実際の記録と感想です。
特定の銘柄や金融商品の売買を勧めるものではありません。
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