株の運用報告(2026年10月)元手約70万円で−14万円、損切りを設定しなかった代金

株の運用報告(2026年10月)元手約70万円で−14万円。株価チャートの前で頭を抱える57歳

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10月、やられましたよね。

ぼくもです。10月の損益は−141,436円。元手約70万円の実験、2か月目にして9月の利益を全部返しました。

書いているのは57歳の会社員です。AIに銘柄を選ばせる自作のツールで、株だけで月50万円をめざしています。

先に答えを書きます。

ツールのサインどおりに売買した24回は、+28,122円でした。 損を出したのは、ぼくが自分の判断で持ち続けた2本です。

太陽誘電とスカパーで、−52万円。

損切りの設定をしていなかった。それが10月の答えです。

夜、スマホの株アプリの赤い数字を見つめる57歳の手元(写真風)

この記事でわかること

  • 元手約70万円・追加入金1.6万円の、10月の実数(SBI証券の画面つき)
  • 資産残高が1か月で79万円から54万円まで落ちて、62万円で終わった動き
  • 売って確定した損−42万円と、残高の減り−14万円が合わない理由
  • 売買68回を「AIのツール」と「自分の判断」に分けた結果
  • 損切りを設定しなかった代金と、11月に変える3つ

数字は、すべてSBI証券の画面で確かめたものです(2026年10月30日の終値・翌31日朝の画面)。

損益は税金を引く前の金額です。

目次 非表示

  1. 結論:2026年10月の運用報告は−141,436円(−18.9%)
  2. この実験の前提:57歳の会社員が、AIを使って株で月50万円を目指す
  3. 資産残高の動き:79万円まで増えて、54万円まで落ちた
  4. 売って確定した損は−42万円、でも残高は−14万円しか減っていない理由
  5. 10月の売買68回:AIのツールは+28,122円、自分の判断は−450,162円
  6. 損切りを設定しなかった代金:約40万円
  7. AIのツールは正しかった、崩したのは、使う側のぼく
  8. 11月に変えること:損切りとAIトレードに力を入れる、ルールどおりにやる
  9. よくある質問
  10. 株の運用報告10月は−14万円、損切りは先に設定しよう

結論:2026年10月の運用報告は−141,436円(−18.9%)

10月の損益の内訳:AIのツール+28,122円、太陽誘電−152,205円、スカパー−263,080円

先に、10月の数字を全部並べます。

項目数字
9月末の資産残高(10月3日)748,057円
10月末の資産残高(10月30日)622,621円
10月の追加入金16,000円(10月27日)
10月の損益(残高の減り+入金)−141,436円(−18.9%)
始めてからの損益(8月28日〜)−101,065円(−14.0%)
10月に売って確定した損益(税引前)−422,040円(68回・36勝32敗)

9月は+40,371円でした。10月はその3.5倍を失って、スタートの70万円より10万円下にいます。

でも、中身を開けると、負けたのは「AI」ではありませんでした。 朝の手法だけなら勝率75%です。

決め方回数損益
AIのツールのサインどおり24回(18勝6敗)+28,122円
自分の判断(太陽誘電・ソフトバンクGなど)44回−450,162円

自分の判断の−45万円のうち、−52万円が2本です。太陽誘電の信用買いと、スカパーの現物。

どちらも、何日も持つつもりの株なのに「損切りのラインを決めただけで、注文を入れていなかった」銘柄でした。

この2本の話は、あとで1節ずつ書きます。

この実験の前提:57歳の会社員が、AIを使って株で月50万円を目指す

お金と口座のルール

項目内容
始めた日2026年8月28日
元手約70万円(8月28日の資産残高 707,686円)
追加の入金10月27日に16,000円(累計で入れたお金 723,686円)
証券会社SBI証券
売買のしかた信用取引が中心。朝はAIのツールのサインで、発注はぼくが手で押す

ぼくは57歳の会社員です。課長を降りて、いまは役職のない立場で働いています。

60歳で会社を辞めて、株だけで月50万円をつくる。残りは約2年半です。

AIで売買の仕組みを自作した話は「Claude Codeで株の半自動売買を自作した57歳会社員の実録」に、朝のデイトレの仕組みは「デイトレのAIは勝てない?自作ツールで15回13勝した57歳の実弾記録」に書きました。

報告では「入れたお金」と「増えたお金」を分ける

運用報告では、毎月この3つを分けて書きます。

  • 累計で入れたお金(元手と追加入金)
  • 損益(いまの残高 − 入れたお金)
  • その月に売って確定した損益

入金で増えた分を「利益」に見せないためです。

10月は16,000円を入れたので、残高の減り(−125,436円)に16,000円を足した−141,436円が、10月の損益です。

16,000円を入れた理由は、預り金不足です。

10月23日の太陽誘電の損の精算で現金が足りなくなり、朝に銀行から振り替えました。

この話は「預り金不足とは?SBIで追証だと思いスカパーを売った57歳」に書いています。

資産残高の動き:79万円まで増えて、54万円まで落ちた

週ごとの残高

日付資産残高8月28日との差
10月3日(9月末)748,057円+40,371円
10月10日793,257円+85,571円(+12.1%)
10月17日743,573円+35,887円
10月24日546,150円−161,536円(−22.8%)
10月30日(10月末)622,621円−85,065円(−12.0%)

(毎週金曜の終値での資産残高。SBI証券「My資産」より。10月30日は終値ベース・10月31日朝の画面)

週ごとの資産残高(2026年10月)79万円から54万円へ

10月10日には、スタートから+8.5万円まで増えていました。

太陽誘電が10月8日に1日で+43,058円を出した週です。

そこから2週間で、−16万円まで落ちました。差は約25万円。

10月23日に太陽誘電を売り、26日にスカパーを売った、その週の金曜の数字です。

最後の週に7.6万円戻っていますが、これは稼いだのではありません。

損を出したことで、年初から払っていた税金が戻ってきた分が大きいです。次の節で説明します。

SBI証券 My資産の資産残高 622,621円(2026年10月30日の終値)
SBI証券「My資産」。10月30日の終値での資産残高(10月31日朝の画面)。
SBI証券 My資産の資産推移(直近3か月)
SBI証券「My資産」の資産推移(直近3か月)。青い線が資産残高です。

売って確定した損は−42万円、でも残高は−14万円しか減っていない理由

売って確定した損−42万円と残高の減り−12.5万円が合わない理由

10月に売って確定した損益は−422,040円です。なのに、残高は125,436円しか減っていません。

差は30万円。理由は3つあります。

残高が動いた理由金額
売って確定した損益(税引前)−422,040円
税金が戻ってきた(還付 99,970円 − 徴収 24,934円)+75,036円
追加の入金+16,000円
持っている株の含み損益の変化+205,538円
その他(端数)+30円
合計(748,057円 → 622,621円)−125,436円

いちばん大きいのは、含み損益の変化の+20万円です。 スカパーは、この実験を始める前から−25万円の含み損を持っていた株でした。

8月28日の残高には、その含み損がもう入っています。

10月26日に売って、含み損が「確定した損」に変わりました。

でも残高から見れば、前から減っていた分なので、ここで新しく減ってはいません。

評価損益と実現損益と残高の違いは「評価損益とは?SBIの−13万円を11か月まちがえた57歳」に、ぼくの失敗と一緒にまとめています。

2つ目は、税金です。9月に利益を出したとき、売るたびに税金が引かれていました。

10月に損を出したので、その分が戻ってきました。10月27日と28日で9万円ちょっと。

だから、運用報告でいちばん大事にする数字は「残高がいくら動いたか」です。 売って確定した損益だけを見ると、月によって大きすぎたり小さすぎたりします。

SBI証券 円貨入出金明細 譲渡益税の還付金(2026年10月)
SBI証券「円貨入出金明細」。10月27日と28日に、譲渡益税の還付金が入っています。

10月の売買68回:AIのツールは+28,122円、自分の判断は−450,162円

SBI証券 実現損益 2026年10月 合計−422,040円
SBI証券「実現損益」。約定日 2026年10月1日〜10月30日。

10月に売買を終えたのは68回でした。9月の10回から、一気に増えています。

一覧:決め方で分けると、こうなります

AIのツールのサインどおり+28,122円と自分の判断−450,162円
決め方回数損益
AIのツールのサインどおり(朝のデイトレ)24回(18勝6敗)+28,122円
太陽誘電(自分の判断・数日持つ)9回(6勝3敗)−152,205円
ソフトバンクグループ(自分の判断)3回(3勝)+28,414円
ほかの信用の売買(自分の判断)29回−13,041円
スカパー(現物を売った)1回−263,080円
ほかの現物2本(メタプラネット・SBI新生銀行)2回−50,250円
合計68回(36勝32敗)−422,040円

(損益は税引前で、手数料・金利を含む口座の数字。「AIのツールのサインどおり」は、朝のサインで建てて、その日のうちに決済したもの。「ほかの信用」は、朝のサインのあとに自分で入った売買と、持ち越した分)

SBI証券 実現損益詳細 スカパー−263,080円と太陽誘電−254,622円
SBI証券「実現損益詳細」。68件のうち、赤枠の2つで−52万円です。

AIのツールのサインどおり:24回で+28,122円

朝、ツールが選んだ銘柄を、サインどおりに建てて、朝のうちに決済する。これが24回です。

結果は18勝6敗で勝率75%、+28,122円。1回あたり1,000円ちょっとです。

派手ではありません。でも、10月のぼくの口座で、プラスだったのはここだけでした。

朝の手法はデイトレです。朝に建てて、決めた時間に売る。

その日のうちに終わるので、持ち越しも、夜に値段を気にすることもありません。

正直に書くと、10月22日からの5回は2勝3敗で−5,223円と、負けが続きました。

その週は、ぼくが太陽誘電で頭がいっぱいで、決済が遅れた日もあります。

ツールのサインそのものは、10月22日も23日も当たっていました。

詳しくは「太陽誘電の株価が下落した理由は?急落の日に損切りした57歳」に、ツールの画面つきで書いています。

太陽誘電:9回で−152,205円、10月14日までは+10万円だった

10月の前半、太陽誘電は8回で+102,417円でした。10月8日には、1回で+43,058円。

その勢いで、10月15日に10,465円で100株を買いました。−8%(9,628円)で切る、と決めていました。

でも、注文は入れていませんでした。10月19日に終値が−8%を割っても、売れませんでした。「戻るはず」と思ったからです。

10月23日、7,926円で売りました。−254,622円。

買値から−24.3%です。その日の午後、株価は8,325円まで戻りました。

9回の合計は−152,205円。前半の+10万円を、1回で全部返して、さらに−15万円です。

スカパー:−263,080円、実験の前から持っていた含み損を、預り金不足で確定した

スカパーは、5月に4,450円で信用買いした株です。この実験を始めたときには、もう−25万円の含み損でした。

10月13日に現引きして現物にして、12月ごろまで持つつもりでした(「現引きで含み損の信用買いを現物に、SBIで払った45万円の内訳」)。

ところが10月26日、太陽誘電の損の精算で預り金が足りなくなり、朝に1,873.2円で売りました。−263,080円。

売った理由と、追証ではなく預り金不足だったことは「預り金不足とは?SBIで追証だと思いスカパーを売った57歳」に書きました。

こんな形で売ることになるとは、思っていませんでした。

ソフトバンクグループ:3回で+28,414円

9月に+54,632円を稼いだ銘柄です。10月も3回、全部プラスでした。

10月28日の回は、買った直後に逆指値(この値段を下回ったら売る注文)を入れています。

4,702円で買って、4,679円に逆指値。結果は4,712円で利益を確定して、逆指値は取り消しました。

小さい利益ですが、10月で唯一、買った直後に損切りの注文を入れた売買です。 ソフトバンクグループは1日で大きく動く株なので、これが本来のやり方でした。

ほかの信用29回と、現物2本

朝のサインのあとに自分で入った売買や、翌日に持ち越した分が29回あります。合計は−13,041円。

SUMCOを1日に8回売り買いした日もありました。

現物では、メタプラネットを10月1日に−29,600円、SBI新生銀行を10月21日に−20,650円で売りました。

どちらも実験の前から持っていた株です。

10月29日に買ったノースサンド100株は、月末の時点で持ったままです(含み損−1,065円)。11月の報告に入れます。

損切りを設定しなかった代金:約40万円

損切りを設定しなかった代金 約40万円(−8%で切っていた場合との差)

ぼくの10月の反省は、これです。そのまま書きます。

ぼく

損切り設定をしていないので、マイナスが膨らみ、損切りできるタイミングをなくし損失を膨らませた。

計算してみました。太陽誘電とスカパーを、決めていた−8%で切っていたら。

銘柄−8%で切っていた場合実際
太陽誘電(10,465円×100株)約83,700円254,622円
スカパー(4,450円×100株)35,600円263,080円
合計約119,300円517,702円

差は約40万円。10月の損益−14万円どころか、プラスで終わっていた計算です。

損切りのラインを「決めていた」のに「注文を入れていなかった」。この差が40万円でした。

9月の報告で、ぼくはこう書きました。「もうちょっと待てば」という感情が、損を作る。

損をしたくないから待つ。待つから、損が増える。

10月は、同じことを、もっと大きな金額でやりました。

感情で守れないなら、仕組みで守るしかない。 何日も持つ株と、1日で大きく動く株は、買った直後に逆指値を入れる。

これだけです。10月28日のソフトバンクグループでは、できました。

AIのツールは正しかった、崩したのは、使う側のぼく

株の注文を入れ終えてコーヒーを持ち窓の外を見る男性の後ろ姿(写真風)

10月の数字を並べて、はっきりしたことが1つあります。

AIのツールのサインどおりに動いた分は、プラスでした。 負けたのは、ツールを使わずに、自分の判断で「持った」ところです。

9月の報告では、逆でした。AIの手法は−879円で、自分の判断のソフトバンクグループが+5.4万円。

だから「自分の判断の方が上手い」と読みたくなる月でした。

10月で、それが裏返りました。2か月でわかったのは、こういうことです。

  • ツールのサインは、小さく勝つ。1回1,000円ほど。でも積み上がる
  • 自分の判断は、大きく勝つ月もあれば、1回で全部失う月もある
  • どちらが上手いかではなく「ルールどおりに動けたか」で結果が決まる

ぼくの意見ですが、57歳から株で月50万円をめざすなら、大きく勝つ回を増やすより、1回で全部失う回をなくす方が先です。

10月は、その授業料でした。

11月に変えること:損切りとAIトレードに力を入れる、ルールどおりにやる

11月に変える3つ 損切りとAIトレードに力を入れる

11月の方針も、ぼくの言葉で書きます。

ぼく

11月は損切りとAIトレードの力を入れる。ルール通りにやる。

具体的には、3つです。

  1. 朝の手法(デイトレ)を軸にする。 10月は24回で勝率75%、+28,122円。朝に建てて、決めた時間に売る。売る時間が決まっているので、ここには逆指値はいりません
  2. 持ち越すかもしれない株と、値動きの激しい株は、買った直後に必ず逆指値を入れる。 太陽誘電やソフトバンクグループのような株です。−8%のラインを「頭の中」ではなく、注文として入れる
  3. サインの外の売買は減らす。 やるなら逆指値を入れる。守れなかった日は、理由と一緒に記録して、11月の報告に出す

信用の建玉は、10月27日に一度ゼロにしてリセットしました。

追加の入金は、このルールを守れたら、12月に元手を100万円にします。

11月の報告は、12月1日に出します。

よくある質問

Q. 10月は結局いくら損しましたか?

A. 10月の損益は−141,436円(−18.9%)です。

資産残高は748,057円から622,621円に減り、そこに10月27日の入金16,000円を足した数字です。

始めてからの累計は−101,065円(−14.0%)になりました。

Q. 売って確定した損が−42万円なのに、残高は−14万円、どちらが本当ですか?

A. どちらも本当です。

−42万円は10月に売って確定した損益で、そのうち−26万円はスカパーの、実験を始める前からあった含み損です。

残高にはもう入っていたので、売っても残高はそのぶんは減りません。税金の還付7.5万円も残高に戻っています。

運用報告では「残高がいくら動いたか」をいちばん大事な数字にしています。

Q. AIのツールで勝てていますか?

A. 10月は、サインどおりに売買した24回が18勝6敗で+28,122円でした。

1回あたり1,000円ほどの小さい利益です。9月は3回で−879円でした。

2か月で「勝てる」とは言えませんが、10月のぼくの口座でプラスだったのはここだけです。

Q. 損切りはなぜできなかったのですか?

A. 損切りのラインは決めていましたが、注文を入れていませんでした。

株価がラインを割ったとき「戻るはず」と思って売れませんでした。

11月は、何日も持つ株と値動きの激しい株には、買った直後に逆指値の注文を入れることにしました。

朝の手法は売る時間を決めているので、逆指値は使いません。

Q. 太陽誘電は、まだ持っていますか?

A. 持っていません。10月23日に7,926円で売りました。

その日の経緯は「太陽誘電の株価が下落した理由は?」の記事に書いています。

Q. 運用報告はいつ出ますか?

A. 毎月1日に出します。10月分は10月31日に出しました。

株の運用報告10月は−14万円、損切りは先に設定しよう

元手約70万円・追加入金1.6万円で、10月の損益は−141,436円(−18.9%)でした。

始めてからの累計は−10万円です。

売買68回のうち、AIのツールのサインどおりの24回は+28,122円。

損を出したのは、自分の判断で持ち続けた太陽誘電とスカパーの2本で、−52万円でした。

損切りのラインを決めていたのに、注文を入れていなかった。その代金が約40万円。

11月は、朝の手法を軸にして、持ち越す株には買った直後に逆指値を入れるところから、やり直します。

勝った月も負けた月も、SBI証券の画面と一緒に出していきます。


※この記事は、筆者個人の運用記録です。特定の銘柄の売買をすすめるものではありません。

過去の結果は、将来の利益を約束しません。投資の判断は、ご自身でお願いします。

この先の記録は「部室」で

57歳の会社員がAIと一緒にやったことを、うまくいかなかったことも含めて、そのまま報告します。同じ立場の方は、無料で入部してください(メルマガ・Substack)。

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