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デイトレのAIは勝てないのか。ぼくの答えは「15回では、まだわからない。でも今のところは勝てている」です。
書いているのは、57歳の会社員です。
書籍とYouTubeで学んだデイトレの手法を、AI(Claude Code)でツールにしました。
プログラミングは1行も書けません。
そのツールの合図で、SBI証券の信用取引で売り買いした結果が、2026年10月2日〜20日の15回です。
13勝2敗、合計+31,785円。1回の平均は+0.69%でした。
知りたいのは、1つです。
株の知識がない初心者でも、AIに手法を覚えさせれば、同じトレードができるのか。 この記事は、そのテスト運用の記録です。
この記事でわかること
- デイトレの手法をAIでツールにした57歳の、本物の売買15回(SBI証券の画面つき)
- 勝率と、1回あたり何%取れたか。買いと空売りの違い
- ツールがやること・ぼくがやること(銘柄の探し方と、会社員の朝)
- 「デイトレのAIは勝てない」は本当か。15回で言えること・言えないこと
この記事の数字は、2026年10月21日にSBI証券の「注文履歴」と「実現損益詳細」で確かめたものです。
損益は手数料・金利を引いたあと、%は建てた値段から決済した値段までの値動きです。
目次 非表示
- 結論:デイトレのAIツールで15回13勝。でも「勝てる」とはまだ言えない
- ぼくのデイトレ(前提):SBI証券の信用取引・100株・朝のうちに終わる
- デイトレの手法をAIでツールにした理由:知識がなくても同じトレードができるか
- ツールがやること・ぼくがやること:デイトレの銘柄探しはツール、注文はぼく
- デイトレ15回の記録:13勝2敗・+31,785円(SBIの画面)
- 勝った売買:いちばん取れたのは+2.69%
- ツールの1位を選ばなかった日:10月20日の日本特殊陶業
- デイトレのAIは勝てないのか:15回で言えること
- AIでデイトレのツールを作るときの注意点
- よくある質問
- まとめ:デイトレのAIツールは、知識がなくても手法どおりに動くための道具
結論:デイトレのAIツールで15回13勝。でも「勝てる」とはまだ言えない

この3週間の結果を、先に並べます。
| 項目 | 結果 |
|---|---|
| 回数 | 15回(買い7回・空売り8回) |
| 勝ち負け | 13勝2敗(勝率87%) |
| 損益(手数料・金利こみ) | +31,785円 |
| 1回の平均 | +0.69% |
| 勝った回の平均/負けた回の平均 | +0.82%/−0.18% |
| いちばん取れた/いちばん損した | +2.69%/−0.28% |
勝率は9割近くあります。負けた2回も、小さな負けでした。
でも、15回は少なすぎます。たまたま相場に合っていただけかもしれません。だから、まだテスト運用です。
AIが勝たせてくれたわけではありません。 AIがしたのは、学んだ手法を、毎朝同じように動くツールにしたことです。
注文するのは、ぼくの手です。
ぼく
1回+0.69%は、100株で数百円〜数千円です。大きくはありません。それでも、知識のないぼくが、手法どおりの売り買いを毎朝くり返せたことが大きかった。
ぼくのデイトレ(前提):SBI証券の信用取引・100株・朝のうちに終わる
まず、ぼくの条件です。
- 口座:SBI証券。元手は約70万円(「株の運用報告(2026年9月)元手約70万円で+5.7%」)
- 取引:信用取引。買いと空売りの両方(信用口座の作り方は「SBI証券の信用取引の始め方。審査・金利・いくらからを整理」)
- 株数:ほとんど100株。1回だけ200株
- 時間:朝、取引が始まってすぐに入り、だいたい10時ごろには終わる
同じ口座で、ソフトバンクグループなどを数日〜数週間持つスイングトレードもしています(「スイングトレードで月5万円。ソフトバンクグループ10回の勝率と損切りできない癖」)。
この記事の15回は、それとは別の、朝のデイトレだけを数えました。
数える決まりは1つです。
朝の早い時間に建てた信用の新規と、その決済だけ。 同じ日でも、そのあとの売り買いは別のやり方なので入れていません。
デイトレの手法をAIでツールにした理由:知識がなくても同じトレードができるか
ぼくのデイトレの手法は、書籍とYouTubeで学んだものです。手法の中身は、ここには書きません。
この手法を選んだのは、株の技術ではなく、決まった手順だからです。
誤解を恐れずに言えば、同じ手順を踏めば、誰でも同じことができるはずです。初心者のぼくでも。
そこで、こう考えました。
- 株の技術も知識もない人が、AIに手法の知識を覚えさせたらどうなるか
- そのツールの答えどおりに売り買いしたら、手法と同じトレードができるのか
- できるなら、誰でも利益を出せるのではないか
この問いを確かめるために、ツールを作りました。今はテスト運用中です。
Claude Codeに作ってもらった。ぼくはプログラミングできない
作ったのは、AIのClaude Codeです。ぼくは日本語で頼んだだけです。
前に、Claude Codeで株の半自動売買の仕組みも作っています(「Claude Codeで株の半自動売買を自作した57歳会社員の実録」)。
今回のツールは、それとは別のものです。
最初に作ったツールは、10月2日から毎日動かしました。
1週間ほど使ったところで、Claude Codeにツール全体を読ませて、問題点を出させました。
出てきた問題は29個。 重いものが9個、中くらいが13個、軽いものが7個でした。
- 判定の土台が、正確な数字ではなく近い値だった。毎晩、ぼくが手で直していた
- 株価を取りに行く回数が多すぎて、相手のサイトに一時止められていた
- 夕方の判定に75分かかった日があった
ぼく
毎日動いていたので、使えていると思っていました。でも毎晩ぼくが直している時点で、それは「知識がなくてもできる」ツールではありませんでした。
作り直したツールは、データ代0円
そこで、作り直しました。
株の数字は、取引所グループの公式サイトが出している無料のデータに替えました。
有料のデータ(月3,300円)も調べましたが、ぼくの使い方なら無料の公式データで足りました。
作り直したあとは、夕方の判定が9秒、朝の銘柄選びが17銘柄で25秒になりました。データ代は0円です。
AIに最初に決めさせたのは、「ぼくがOKと言うまで、勝手に作業しない」ことでした。 AIは先回りして作り始めることがあるからです。
ツールがやること・ぼくがやること:デイトレの銘柄探しはツール、注文はぼく

ツールの1日は、前の日の夕方から始まります。
- 前の日の夕方:次の日の作戦を作る。「買いだけ」「売りだけ」「両方」のどれか
- 次の日の朝:取引が始まってすぐ、候補の中から買いと空売りの銘柄を順位つきで選ぶ
- 引けたあと:その日の記録をつける
ツールは家のMacで、毎朝ひとりで動きます。ぼくがやるのは、ここからです。
- 合図が来たら入る:スマホに合図が届いたら、トイレか外に出て、すぐに成行で入る(買い、または空売り)
- 決済はルールどおり:手仕舞いも手法のルールで決まっている。そのとおりに閉じる
- だいたい10時ごろには終わる:15回のうち12回は、建ててから30分以内に閉じた
家のMacが選んだ結果を、Slackでスマホに届ける仕組みは「デイトレはスマホのみでできる?PCを開かない57歳会社員の仕組み」に書いています。

たとえば10月20日の朝は、作戦が「売りだけ」の日でした。
ツールは買いの候補を出さず、空売りの候補に1位から順位をつけています。
ツールの銘柄表では、日本特殊陶業を「ニテラ(旧 日本特殊陶業)」と書いています。
この日、ぼくは1位のSUMCOではなく、2位の日本特殊陶業を空売りしました。
その理由は、このあとの「ツールの1位を選ばなかった日」に書いています。
ぼく
会社員なので、朝に長く画面を見ることはできません。合図を受けて、決まったとおりに入って、決まったとおりに閉じる。だから続けられています。
デイトレ15回の記録:13勝2敗・+31,785円(SBIの画面)
ここからは、SBI証券で確かめた本物の記録です。


買い(7回)
| 日 | 銘柄 | 値動き | 損益(円) |
|---|---|---|---|
| 10/2 | 三井金属 | +2.69% | +6,721 |
| 10/5 | 三井金属 | +0.63% | +1,630 |
| 10/6 | AGC | +0.57% | +3,256 |
| 10/7 | AGC | +0.52% | +3,025 |
| 10/7 | 三井金属 | +1.33% | +3,669 |
| 10/14 | レンゴー | +0.66% | +1,038 |
| 10/15 | 日本製紙 | +0.80% | +991 |
空売り(8回)
| 日 | 銘柄 | 値動き | 損益(円) |
|---|---|---|---|
| 10/2 | オリックス | −0.07% | −894 |
| 10/5 | T&DHD | +0.19% | +886 |
| 10/6 | 出光興産 | +0.48% | +716 |
| 10/7 | 王子HD | −0.28% | −464 |
| 10/15 | りそなHD | +0.42% | +954 |
| 10/16 | SUMCO | +0.56% | +1,492 |
| 10/19 | NGK | +1.43% | +7,265 |
| 10/20 | 日本特殊陶業 | +0.42% | +1,500 |
15回の合計は13勝2敗、+31,785円です。1回の平均は+0.69%でした(HD=ホールディングス)。

オリックスは、%ではほぼ同じ値段(−0.07%)なのに、円では−894円です。
2回に分けて空売りして、1回目の値段が悪かったのと、手数料・金利が入っているからです。
SBIの画面では、決済が2行に分かれています。
デイトレの勝率は87%。負けた2回も小さい
勝った13回の平均は+0.82%。負けた2回の平均は−0.18%です。
勝ちの幅が負けの幅よりずっと大きく、勝率も高い。3週間の数字としては、できすぎなくらいです。
ただ、1回の平均+0.69%は、100株なら数百円〜数千円です。15回で約3万円。
これを「デイトレで稼げた」と言うには、まだ小さすぎます。
買いは+1.03%、空売りは+0.39%
| 売買 | 回数 | 1回の平均 | 損益 |
|---|---|---|---|
| 買い | 7回 | +1.03% | +20,330円 |
| 空売り | 8回 | +0.39% | +11,455円 |
この3週間は、買いのほうが1回の幅が大きく取れています。空売りは回数は多いけれど、1回の幅は小さめでした。
デイトレで空売りをするには、信用取引の口座が要ります。株を持っていなくても、値下がりで利益を取れるのが空売りです。
そのぶん、上がると損が大きくなります。
勝った売買:いちばん取れたのは+2.69%
いちばん取れたのは、最初の日の三井金属の買いです。+2.69%、+6,721円。 建ててから10分ほどで閉じました。
円でいちばん大きかったのは、10月19日のNGKの空売りです。+1.43%で+7,265円。
これも10分かからずに閉じています。
持った時間は、短いものは3分、長いものは3時間51分でした。15回のうち12回は、建ててから30分以内に閉じています。
ぼく
取れるときは、早い時間で取れていました。長く持った回が大きく取れたわけではありません。
ツールの1位を選ばなかった日:10月20日の日本特殊陶業
ツールは、銘柄を順位つきで出します。今のツールの記録が残っている10月14日〜20日の6回は、5回がツールの1位でした。
1位を選ばなかったのは、1回だけです。
10月20日の空売りの候補は、上のツールの画面のとおり、1位がSUMCO、2位が日本特殊陶業、3位がNGKでした。
SUMCOは、その朝、一気に下がりすぎていました。 そこから空売りで入るのは怖かったので、避けて2位の日本特殊陶業にしました。
結果は+0.42%、+1,500円です。
ぼく
「知識がなくても同じトレードができるか」を試しているのに、ここは自分の目で決めました。1回だけなので、どちらがよかったかはわかりません。でも、こういう日をどう扱うかは、これからの宿題です。
デイトレのAIは勝てないのか:15回で言えること
「デイトレ ai 勝てない」で調べると、AIに任せても勝てない、という声が出てきます。ぼくの15回で言えることは、3つです。
AIが売り買いを当てているわけではない
ぼくのツールは、AIが「上がる・下がる」を予想しているわけではありません。
学んだ手法の決まりを、毎朝同じように当てはめているだけです。
AIに「この株は買っていい?」と聞いたこともあります(「Geminiで株を分析。無料版に「買っていい?」と聞いた答え合わせ」)。
そのときは、出口(いつ売るか)をAIは答えませんでした。
AIに聞くのと、AIで道具を作るのは、別のことです。 今回は、手法を道具にするところでAIを使いました。
勝っているのは「AI」ではなく「手法どおり」の部分
今回の15回は、手法のルールどおりに入って、ルールどおりに閉じた結果です。
もし「デイトレのAIは勝てない」が本当だとしたら、それはAIのせいというより、AIに何を覚えさせたかの問題だと思います。
決まりのはっきりしない予想をAIにさせても、勝てるとは限りません。
15回では、勝てるとも勝てないとも言えない
RSI逆張りを212回検証したときも、件数が増えると勝率は下がりました(「RSI逆張りの勝率は?日本株で212回検証したら、80.8%から67.9%に下がった話」)。
15回で87%の勝率は、これから下がるかもしれません。だから「勝てる」とは書きません。
テスト運用を続けて、件数を増やします。
AIでデイトレのツールを作るときの注意点
ぼくが作って、使ってみてわかった注意点です。
- 手法の決まりがはっきりしていないと、ツールにできない。 決めていない部分は、ツールの外に残る
- 動いているツールと、信じて使えるツールは別。 一度、AIに全体を読ませて問題を出させるといい
- 株価を取りすぎない。 取りに行く回数が多いと、相手のサイトに止められる
- 注文は自分でする。 ぼくは自動で発注する仕組みは作っていない
- 信用取引の空売りは、上がると損が大きくなる。 100株から、少ない回数で試す
よくある質問
Q. デイトレのAIは勝てないって本当ですか?
ぼくの15回では、13勝2敗・+31,785円でした。でも、15回は少なすぎて「勝てる」とは言えません。
AIが勝たせてくれるのではなく、手法を毎朝同じように当てはめるのがAIのツールの役目です。
Q. 初心者でも、AIのツールでデイトレはできますか?
それを確かめるために作りました。ぼくは株の知識が少ない初心者です。
手法の知識をAIに覚えさせて、ツールの合図どおりに売り買いしています。
今のところ15回で13勝ですが、まだテスト運用中です。
Q. プログラミングができなくても、デイトレのツールは自作できますか?
ぼくは1行も書けません。Claude Codeに日本語で頼んで作りました。
ただ、作ったあとに問題を出させて直す手間がかかりました(最初のツールで29個)。
Q. デイトレの銘柄の探し方は?
ぼくは、書籍とYouTubeで学んだ手法の決まりで、ツールに候補から順位つきで選ばせています。
決まりの中身は、ここには書けません。
Q. AIのツールが自動で売り買いしてくれますか?
ぼくのツールはしません。銘柄を選んで合図を出すところまでです。
注文は、ぼくがスマホのSBI証券のアプリで、成行でしています。
Q. 会社員でもデイトレはできますか?
ぼくは会社員です。朝、スマホに合図が来たら、トイレか外に出て、すぐに成行で入ります。
手仕舞いはルールどおりで、だいたい10時ごろには終わります。
長く画面を見ていなくてもできるやり方だから、続けられています。
PCを開かずに回している仕組みは「デイトレはスマホのみでできる?PCを開かない57歳会社員の仕組み」にまとめました。
Q. デイトレで空売りをするには?
信用取引の口座が要ります。ぼくはSBI証券の信用口座で空売りしています。
値上がりすると損が大きくなるので、ぼくは100株だけにしています。
まとめ:デイトレのAIツールは、知識がなくても手法どおりに動くための道具
- 書籍とYouTubeで学んだデイトレの手法を、Claude Codeでツールにした
- 2026年10月2日〜20日の15回で、13勝2敗・+31,785円・1回平均+0.69%
- 買いは+1.03%、空売りは+0.39%。15回のうち12回は30分以内に閉じた
- ツールの1位を避けた日が1回(日本特殊陶業・+0.42%)
- 15回では「勝てる」とは言えない。テスト運用を続ける
デイトレのAIは勝てないのか。ぼくの答えは、まだ出ていません。
でも、知識のない初心者でも、手法どおりの売り買いを毎朝くり返せることは、15回でわかりました。
※この記事は、ぼくの売買の記録です。特定の銘柄の売買をすすめるものではありません。投資の判断は、ご自身でお願いします。
この先の結果は「部室」で
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ご注意 投資に関する内容は、筆者個人の実際の記録と感想です。
特定の銘柄や金融商品の売買を勧めるものではありません。
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