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10月、やられましたよね。
ぼくもです。10月の損益は−141,436円。元手約70万円の実験、2か月目にして9月の利益を全部返しました。
書いているのは57歳の会社員です。AIに銘柄を選ばせる自作のツールで、株だけで月50万円をめざしています。
先に答えを書きます。
ツールのサインどおりに売買した24回は、+28,122円でした。 損を出したのは、ぼくが自分の判断で持ち続けた2本です。
太陽誘電とスカパーで、−52万円。
損切りの設定をしていなかった。それが10月の答えです。

この記事でわかること
- 元手約70万円・追加入金1.6万円の、10月の実数(SBI証券の画面つき)
- 資産残高が1か月で79万円から54万円まで落ちて、62万円で終わった動き
- 売って確定した損−42万円と、残高の減り−14万円が合わない理由
- 売買68回を「AIのツール」と「自分の判断」に分けた結果
- 損切りを設定しなかった代金と、11月に変える3つ
数字は、すべてSBI証券の画面で確かめたものです(2026年10月30日の終値・翌31日朝の画面)。
損益は税金を引く前の金額です。
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結論:2026年10月の運用報告は−141,436円(−18.9%)

先に、10月の数字を全部並べます。
| 項目 | 数字 |
|---|---|
| 9月末の資産残高(10月3日) | 748,057円 |
| 10月末の資産残高(10月30日) | 622,621円 |
| 10月の追加入金 | 16,000円(10月27日) |
| 10月の損益(残高の減り+入金) | −141,436円(−18.9%) |
| 始めてからの損益(8月28日〜) | −101,065円(−14.0%) |
| 10月に売って確定した損益(税引前) | −422,040円(68回・36勝32敗) |
9月は+40,371円でした。10月はその3.5倍を失って、スタートの70万円より10万円下にいます。
でも、中身を開けると、負けたのは「AI」ではありませんでした。 朝の手法だけなら勝率75%です。
| 決め方 | 回数 | 損益 |
|---|---|---|
| AIのツールのサインどおり | 24回(18勝6敗) | +28,122円 |
| 自分の判断(太陽誘電・ソフトバンクGなど) | 44回 | −450,162円 |
自分の判断の−45万円のうち、−52万円が2本です。太陽誘電の信用買いと、スカパーの現物。
どちらも、何日も持つつもりの株なのに「損切りのラインを決めただけで、注文を入れていなかった」銘柄でした。
この2本の話は、あとで1節ずつ書きます。
この実験の前提:57歳の会社員が、AIを使って株で月50万円を目指す
お金と口座のルール
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 始めた日 | 2026年8月28日 |
| 元手 | 約70万円(8月28日の資産残高 707,686円) |
| 追加の入金 | 10月27日に16,000円(累計で入れたお金 723,686円) |
| 証券会社 | SBI証券 |
| 売買のしかた | 信用取引が中心。朝はAIのツールのサインで、発注はぼくが手で押す |
ぼくは57歳の会社員です。課長を降りて、いまは役職のない立場で働いています。
60歳で会社を辞めて、株だけで月50万円をつくる。残りは約2年半です。
AIで売買の仕組みを自作した話は「Claude Codeで株の半自動売買を自作した57歳会社員の実録」に、朝のデイトレの仕組みは「デイトレのAIは勝てない?自作ツールで15回13勝した57歳の実弾記録」に書きました。
報告では「入れたお金」と「増えたお金」を分ける
運用報告では、毎月この3つを分けて書きます。
- 累計で入れたお金(元手と追加入金)
- 損益(いまの残高 − 入れたお金)
- その月に売って確定した損益
入金で増えた分を「利益」に見せないためです。
10月は16,000円を入れたので、残高の減り(−125,436円)に16,000円を足した−141,436円が、10月の損益です。
16,000円を入れた理由は、預り金不足です。
10月23日の太陽誘電の損の精算で現金が足りなくなり、朝に銀行から振り替えました。
この話は「預り金不足とは?SBIで追証だと思いスカパーを売った57歳」に書いています。
資産残高の動き:79万円まで増えて、54万円まで落ちた
週ごとの残高
| 日付 | 資産残高 | 8月28日との差 |
|---|---|---|
| 10月3日(9月末) | 748,057円 | +40,371円 |
| 10月10日 | 793,257円 | +85,571円(+12.1%) |
| 10月17日 | 743,573円 | +35,887円 |
| 10月24日 | 546,150円 | −161,536円(−22.8%) |
| 10月30日(10月末) | 622,621円 | −85,065円(−12.0%) |
(毎週金曜の終値での資産残高。SBI証券「My資産」より。10月30日は終値ベース・10月31日朝の画面)

10月10日には、スタートから+8.5万円まで増えていました。
太陽誘電が10月8日に1日で+43,058円を出した週です。
そこから2週間で、−16万円まで落ちました。差は約25万円。
10月23日に太陽誘電を売り、26日にスカパーを売った、その週の金曜の数字です。
最後の週に7.6万円戻っていますが、これは稼いだのではありません。
損を出したことで、年初から払っていた税金が戻ってきた分が大きいです。次の節で説明します。


売って確定した損は−42万円、でも残高は−14万円しか減っていない理由

10月に売って確定した損益は−422,040円です。なのに、残高は125,436円しか減っていません。
差は30万円。理由は3つあります。
| 残高が動いた理由 | 金額 |
|---|---|
| 売って確定した損益(税引前) | −422,040円 |
| 税金が戻ってきた(還付 99,970円 − 徴収 24,934円) | +75,036円 |
| 追加の入金 | +16,000円 |
| 持っている株の含み損益の変化 | +205,538円 |
| その他(端数) | +30円 |
| 合計(748,057円 → 622,621円) | −125,436円 |
いちばん大きいのは、含み損益の変化の+20万円です。 スカパーは、この実験を始める前から−25万円の含み損を持っていた株でした。
8月28日の残高には、その含み損がもう入っています。
10月26日に売って、含み損が「確定した損」に変わりました。
でも残高から見れば、前から減っていた分なので、ここで新しく減ってはいません。
評価損益と実現損益と残高の違いは「評価損益とは?SBIの−13万円を11か月まちがえた57歳」に、ぼくの失敗と一緒にまとめています。
2つ目は、税金です。9月に利益を出したとき、売るたびに税金が引かれていました。
10月に損を出したので、その分が戻ってきました。10月27日と28日で9万円ちょっと。
だから、運用報告でいちばん大事にする数字は「残高がいくら動いたか」です。 売って確定した損益だけを見ると、月によって大きすぎたり小さすぎたりします。

10月の売買68回:AIのツールは+28,122円、自分の判断は−450,162円

10月に売買を終えたのは68回でした。9月の10回から、一気に増えています。
一覧:決め方で分けると、こうなります

| 決め方 | 回数 | 損益 |
|---|---|---|
| AIのツールのサインどおり(朝のデイトレ) | 24回(18勝6敗) | +28,122円 |
| 太陽誘電(自分の判断・数日持つ) | 9回(6勝3敗) | −152,205円 |
| ソフトバンクグループ(自分の判断) | 3回(3勝) | +28,414円 |
| ほかの信用の売買(自分の判断) | 29回 | −13,041円 |
| スカパー(現物を売った) | 1回 | −263,080円 |
| ほかの現物2本(メタプラネット・SBI新生銀行) | 2回 | −50,250円 |
| 合計 | 68回(36勝32敗) | −422,040円 |
(損益は税引前で、手数料・金利を含む口座の数字。「AIのツールのサインどおり」は、朝のサインで建てて、その日のうちに決済したもの。「ほかの信用」は、朝のサインのあとに自分で入った売買と、持ち越した分)

AIのツールのサインどおり:24回で+28,122円
朝、ツールが選んだ銘柄を、サインどおりに建てて、朝のうちに決済する。これが24回です。
結果は18勝6敗で勝率75%、+28,122円。1回あたり1,000円ちょっとです。
派手ではありません。でも、10月のぼくの口座で、プラスだったのはここだけでした。
朝の手法はデイトレです。朝に建てて、決めた時間に売る。
その日のうちに終わるので、持ち越しも、夜に値段を気にすることもありません。
正直に書くと、10月22日からの5回は2勝3敗で−5,223円と、負けが続きました。
その週は、ぼくが太陽誘電で頭がいっぱいで、決済が遅れた日もあります。
ツールのサインそのものは、10月22日も23日も当たっていました。
詳しくは「太陽誘電の株価が下落した理由は?急落の日に損切りした57歳」に、ツールの画面つきで書いています。
太陽誘電:9回で−152,205円、10月14日までは+10万円だった
10月の前半、太陽誘電は8回で+102,417円でした。10月8日には、1回で+43,058円。
その勢いで、10月15日に10,465円で100株を買いました。−8%(9,628円)で切る、と決めていました。
でも、注文は入れていませんでした。10月19日に終値が−8%を割っても、売れませんでした。「戻るはず」と思ったからです。
10月23日、7,926円で売りました。−254,622円。
買値から−24.3%です。その日の午後、株価は8,325円まで戻りました。
9回の合計は−152,205円。前半の+10万円を、1回で全部返して、さらに−15万円です。
スカパー:−263,080円、実験の前から持っていた含み損を、預り金不足で確定した
スカパーは、5月に4,450円で信用買いした株です。この実験を始めたときには、もう−25万円の含み損でした。
10月13日に現引きして現物にして、12月ごろまで持つつもりでした(「現引きで含み損の信用買いを現物に、SBIで払った45万円の内訳」)。
ところが10月26日、太陽誘電の損の精算で預り金が足りなくなり、朝に1,873.2円で売りました。−263,080円。
売った理由と、追証ではなく預り金不足だったことは「預り金不足とは?SBIで追証だと思いスカパーを売った57歳」に書きました。
こんな形で売ることになるとは、思っていませんでした。
ソフトバンクグループ:3回で+28,414円
9月に+54,632円を稼いだ銘柄です。10月も3回、全部プラスでした。
10月28日の回は、買った直後に逆指値(この値段を下回ったら売る注文)を入れています。
4,702円で買って、4,679円に逆指値。結果は4,712円で利益を確定して、逆指値は取り消しました。
小さい利益ですが、10月で唯一、買った直後に損切りの注文を入れた売買です。 ソフトバンクグループは1日で大きく動く株なので、これが本来のやり方でした。
ほかの信用29回と、現物2本
朝のサインのあとに自分で入った売買や、翌日に持ち越した分が29回あります。合計は−13,041円。
SUMCOを1日に8回売り買いした日もありました。
現物では、メタプラネットを10月1日に−29,600円、SBI新生銀行を10月21日に−20,650円で売りました。
どちらも実験の前から持っていた株です。
10月29日に買ったノースサンド100株は、月末の時点で持ったままです(含み損−1,065円)。11月の報告に入れます。
損切りを設定しなかった代金:約40万円

ぼくの10月の反省は、これです。そのまま書きます。
ぼく
損切り設定をしていないので、マイナスが膨らみ、損切りできるタイミングをなくし損失を膨らませた。
計算してみました。太陽誘電とスカパーを、決めていた−8%で切っていたら。
| 銘柄 | −8%で切っていた場合 | 実際 |
|---|---|---|
| 太陽誘電(10,465円×100株) | 約83,700円 | 254,622円 |
| スカパー(4,450円×100株) | 35,600円 | 263,080円 |
| 合計 | 約119,300円 | 517,702円 |
差は約40万円。10月の損益−14万円どころか、プラスで終わっていた計算です。
損切りのラインを「決めていた」のに「注文を入れていなかった」。この差が40万円でした。
9月の報告で、ぼくはこう書きました。「もうちょっと待てば」という感情が、損を作る。
損をしたくないから待つ。待つから、損が増える。
10月は、同じことを、もっと大きな金額でやりました。
感情で守れないなら、仕組みで守るしかない。 何日も持つ株と、1日で大きく動く株は、買った直後に逆指値を入れる。
これだけです。10月28日のソフトバンクグループでは、できました。
AIのツールは正しかった、崩したのは、使う側のぼく

10月の数字を並べて、はっきりしたことが1つあります。
AIのツールのサインどおりに動いた分は、プラスでした。 負けたのは、ツールを使わずに、自分の判断で「持った」ところです。
9月の報告では、逆でした。AIの手法は−879円で、自分の判断のソフトバンクグループが+5.4万円。
だから「自分の判断の方が上手い」と読みたくなる月でした。
10月で、それが裏返りました。2か月でわかったのは、こういうことです。
- ツールのサインは、小さく勝つ。1回1,000円ほど。でも積み上がる
- 自分の判断は、大きく勝つ月もあれば、1回で全部失う月もある
- どちらが上手いかではなく「ルールどおりに動けたか」で結果が決まる
ぼくの意見ですが、57歳から株で月50万円をめざすなら、大きく勝つ回を増やすより、1回で全部失う回をなくす方が先です。
10月は、その授業料でした。
11月に変えること:損切りとAIトレードに力を入れる、ルールどおりにやる

11月の方針も、ぼくの言葉で書きます。
ぼく
11月は損切りとAIトレードの力を入れる。ルール通りにやる。
具体的には、3つです。
- 朝の手法(デイトレ)を軸にする。 10月は24回で勝率75%、+28,122円。朝に建てて、決めた時間に売る。売る時間が決まっているので、ここには逆指値はいりません
- 持ち越すかもしれない株と、値動きの激しい株は、買った直後に必ず逆指値を入れる。 太陽誘電やソフトバンクグループのような株です。−8%のラインを「頭の中」ではなく、注文として入れる
- サインの外の売買は減らす。 やるなら逆指値を入れる。守れなかった日は、理由と一緒に記録して、11月の報告に出す
信用の建玉は、10月27日に一度ゼロにしてリセットしました。
追加の入金は、このルールを守れたら、12月に元手を100万円にします。
11月の報告は、12月1日に出します。
よくある質問
Q. 10月は結局いくら損しましたか?
A. 10月の損益は−141,436円(−18.9%)です。
資産残高は748,057円から622,621円に減り、そこに10月27日の入金16,000円を足した数字です。
始めてからの累計は−101,065円(−14.0%)になりました。
Q. 売って確定した損が−42万円なのに、残高は−14万円、どちらが本当ですか?
A. どちらも本当です。
−42万円は10月に売って確定した損益で、そのうち−26万円はスカパーの、実験を始める前からあった含み損です。
残高にはもう入っていたので、売っても残高はそのぶんは減りません。税金の還付7.5万円も残高に戻っています。
運用報告では「残高がいくら動いたか」をいちばん大事な数字にしています。
Q. AIのツールで勝てていますか?
A. 10月は、サインどおりに売買した24回が18勝6敗で+28,122円でした。
1回あたり1,000円ほどの小さい利益です。9月は3回で−879円でした。
2か月で「勝てる」とは言えませんが、10月のぼくの口座でプラスだったのはここだけです。
Q. 損切りはなぜできなかったのですか?
A. 損切りのラインは決めていましたが、注文を入れていませんでした。
株価がラインを割ったとき「戻るはず」と思って売れませんでした。
11月は、何日も持つ株と値動きの激しい株には、買った直後に逆指値の注文を入れることにしました。
朝の手法は売る時間を決めているので、逆指値は使いません。
Q. 太陽誘電は、まだ持っていますか?
A. 持っていません。10月23日に7,926円で売りました。
その日の経緯は「太陽誘電の株価が下落した理由は?」の記事に書いています。
Q. 運用報告はいつ出ますか?
A. 毎月1日に出します。10月分は10月31日に出しました。
株の運用報告10月は−14万円、損切りは先に設定しよう
元手約70万円・追加入金1.6万円で、10月の損益は−141,436円(−18.9%)でした。
始めてからの累計は−10万円です。
売買68回のうち、AIのツールのサインどおりの24回は+28,122円。
損を出したのは、自分の判断で持ち続けた太陽誘電とスカパーの2本で、−52万円でした。
損切りのラインを決めていたのに、注文を入れていなかった。その代金が約40万円。
11月は、朝の手法を軸にして、持ち越す株には買った直後に逆指値を入れるところから、やり直します。
勝った月も負けた月も、SBI証券の画面と一緒に出していきます。
※この記事は、筆者個人の運用記録です。特定の銘柄の売買をすすめるものではありません。
過去の結果は、将来の利益を約束しません。投資の判断は、ご自身でお願いします。
この先の記録は「部室」で
57歳の会社員がAIと一緒にやったことを、うまくいかなかったことも含めて、そのまま報告します。同じ立場の方は、無料で入部してください(メルマガ・Substack)。
ご注意 投資に関する内容は、筆者個人の実際の記録と感想です。
特定の銘柄や金融商品の売買を勧めるものではありません。
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