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日経平均、また大きく下がりましたね。
11月6日(金)の終値は57,434円77銭。1日で3,643円13銭、−5.96%の下げでした。
下げ幅は、過去3番目の大きさです。
2025年4月のトランプ関税ショックのとき、怖くて買えなかった人も多いと思います。「今度こそ、チャンスを逃したくない」。
でも、二番底が来て、もっと下がるかもしれない。どこで入ればいいのか、迷いますよね。
そこで、リーマン・ショックから今回まで、日経平均が1日で5%以上下がった12回を、AI(Claude Code)を使って全部調べました。
先に答えを出しておきます。
この記事でわかること
- 暴落の日がそのまま底だったのは、11回中4回。残りの7回は、そのあとさらに下がった(うち5回は、さらに10%以上)
- 一番底を下回る二番底があったのは、11回中3回(リーマン・ショック、東日本大震災、2016年2月)
- それでも、暴落の日から1年後は、10回中9回が暴落の日の値段より上だった
- 過去がこうだったから、今回もこうなるとはかぎらない

11月6日の日経平均は3,643円安、ぼくはこの日14回売り買いした
結論から書きます。ぼくの金曜日は、14回売り買いして+2,370円でした。でも、中身はほめられたものではありません。
この日は朝から、ほぼ全部の株が下がりました。日経平均の225社のうち222社が下がっています。
きっかけは、前の日のアメリカでAIと半導体の株が大きく売られたことです。

| 11月6日のぼくの売買(信用取引) | 回数 | 損益 |
|---|---|---|
| 朝トレ(空売り) | 3回・0勝3敗 | −7,230円 |
| ソフトバンクグループ | 4回・2勝2敗 | −670円 |
| 三井金属・SUMCO・JX金属 | 7回 | +10,270円 |
| 合計 | 14回 | +2,370円 |
朝トレは、寄り付きのあとに入って、その日のうちに手じまう売り買いです。この朝は、SUMCOの空売りで利益が出ていました。
でも「今日は下がるだろう」と判断して持ち続け、戻されてマイナスで終わりました。
ぼく
利益が取れたのに、判断ミスでマイナスにしました。
そのあと、相場が反転すると判断して、ソフトバンクグループを100株、3,544円で買いました。
ぼくのルールでは、デイトレは絶対に前場(お昼までの取引)で確定させます。それでも、昼をまたいで持ちました。
後場に下がって、焦って3,522.3円で売りました。−2,170円です。
ソフトバンクグループはこの日、−10.83%の3,549円で終わっています。
SUMCOの買いも、昼をまたいで持ちました。こちらは上がって+5,830円。ルールを破って、たまたま勝った1回です。
ぼく
朝トレは、早ければ取れる。欲張ると失敗する。
数字だけ見ると、株安の日にプラスで終われました。でも、中身はルールを破った売り買いばかりです。
ソフトバンクグループは、金曜日にその日のうちの売り買いをしただけで、今は持っていません。キオクシアも持っていません。
そのうえで、スイング(数日〜数週間持つ売買)で持つかを考えています。
そこで、過去の暴落のあとに何が起きたのかを調べました。
日経平均の過去の暴落とその後、リーマンから12回を表にした
株の暴落の歴史を、リーマン・ショックから12回たどりました。結論です。
暴落の日に一度に全部買うと、11回中7回は、そのあともっと下がりました。
でも過去の10回では、1年後に9回が暴落の日より上でした。
まず、全部の表です。

| 暴落の日(きっかけ) | その日の下げ | 底の日 | 暴落の日からさらに | 二番底 | 前の日の値に戻るまで | 1年後 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2008/10/8(リーマン・ショック) | −9.38% | 10/27 | −22.2% | 下回った(2009/3/10) | 約10か月 | +6.8% |
| 2011/3/14(東日本大震災) | −6.18% | 3/15 | −10.6% | 下回った(9/6) | 約1年 | +2.9% |
| 2013/5/23(バーナンキ・ショック) | −7.32% | 6/13 | −14.1% | なし | 約6か月 | −0.2% |
| 2016/2/9(欧州の銀行株安・円高) | −5.40% | 2/12 | −7.0% | 下回った(6/24) | 24日 | +18.2% |
| 2016/6/24(英国のEU離脱) | −7.92% | その日 | 0% | なし | 20日 | +34.8% |
| 2016/11/9(トランプ氏の当選) | −5.36% | その日 | 0% | なし | 1日 | +40.7% |
| 2018/12/25(米国株の急落・政府閉鎖) | −5.01% | その日 | 0% | なし | 14日 | +24.2% |
| 2020/3/9(コロナ・ショック) | −5.07% | 3/19 | −16.0% | なし | 約2か月半 | +47.4% |
| 2024/8/2(米国の景気不安・円高) | −5.81% | 8/5 | −12.4% | なし | 20日 | +12.2% |
| 2025/4/7(トランプ関税ショック) | −7.83% | その日 | 0% | なし | 3日 | +71.6% |
| 2026/3/9(中東・原油高) | −5.20% | 3/31 | −3.2% | なし | 30日 | まだ |
| 2026/11/6(今回) | −5.96% | まだ | まだ | まだ | まだ | まだ |
数え方
- 暴落の日=日経平均が1日で5%以上下がった日。続けて下がったときは、その回の最初の日(60営業日あいたら別の回)
- 底の日(一番底)=暴落の日から60営業日のうち、終値がいちばん安かった日
- 二番底=一番底から10%以上戻ったあと、半年(120営業日)のうちに、一番底の近く(+5%以内)まで下げ直したか。「下回った」は、一番底より安くなったこと
- 戻るまで=暴落の日の前の日の終値に、初めて戻った日まで(暦の日数)
- 1年後=暴落の日から365日後に近い日の終値を、暴落の日の終値と比べた
- 前の高値=暴落の日の前の60営業日で、いちばん高い終値
- 計算は、アメリカのFRED(セントルイス連邦準備銀行の統計)の日経平均の終値。2023年からの939日は、日経の公式の数字と1日ずつ照らし合わせた
暴落の日がそのまま底だったのは11回中4回
暴落の日の終値が、そのまま底だったのは4回です。
2016年6月の英国のEU離脱、2016年11月のトランプ氏の当選、2018年12月、そして2025年4月のトランプ関税ショックです。
残りの7回は、暴落の日のあとも下がりました。リーマン・ショックでは、暴落の日からさらに22.2%下がっています。
コロナ・ショックでは16.0%、2024年8月は12.4%でした。

つまり、暴落の日に「ここが底だ」と決めて全部買うと、半分以上の回で、もっと安く買えたことになります。
二番底で一番底を下回ったのは11回中3回
一番底から一度戻ったあと、もう一度下がって一番底を下回ったのは3回でした。
- リーマン・ショック:2008年10月27日の7,162円90銭が一番底。約4か月半後の2009年3月10日に、7,054円98銭まで下がった
- 東日本大震災:2011年3月15日の8,605円15銭が一番底。9月6日に8,590円57銭(約15円下回った)
- 2016年2月:2月12日の14,952円61銭が一番底。英国のEU離脱が決まった6月24日に14,952円02銭(59銭下回った)
ただ、震災と2016年2月は、下回ったといっても15円と59銭です。
一番底とほぼ同じ値段まで下げて、そこで止まっています。
二番底は「一番底を大きく割る」より「一番底のあたりをもう一度試す」形が多かった、と言えます。

1年後は過去10回中9回が暴落の日より上
暴落の日に買って1年持っていたら、10回中9回はプラスでした。マイナスは2013年の1回だけで、−0.2%です。
ただ、中身はかなりちがいます。2025年4月のトランプ関税ショックは+71.6%。
リーマン・ショックは+6.8%、東日本大震災は+2.9%でした。
そして、暴落の前の高値に戻るまでは、もっと長くかかった回があります。
リーマン・ショックは、2008年7月の高値13,603円31銭に戻ったのが2013年4月。
暴落の日から数えて、約4年半かかりました。
トランプ関税ショックは、暴落の日が底だった
2025年4月7日、日経平均は−7.83%の31,136円58銭まで下がりました。この日が底でした。
3日後の4月10日には、暴落の前の日の値段(33,780円58銭)に戻っています。
1月の高値40,083円30銭にも、6月27日に戻りました。1年後の2026年4月7日は53,429円56銭。
暴落の日から+71.6%です。
「あのとき買っていれば」と思う人が多いのは、このためです。

ただ、これは1年後が分かる10回の中で、1年後の上げがいちばん大きかった回です。毎回こうなるわけではありません。
今回は、前の高値から−18.7%
今回の11月6日の終値57,434円77銭は、10月6日の高値70,683円98銭から−18.7%です。
過去11回で、暴落の日の時点で前の高値から18.7%以上下げていたのは4回です。
2008年(−32.3%)、2016年2月(−19.6%)、2018年(−21.1%)、2025年(−22.3%)。
このうち2018年と2025年は、その日が底でした。2008年と2016年2月は、そのあともっと下がりました。
つまり、同じくらい下げた回でも、半分は底、半分はまだ下がった。今回がどちらになるかは、まだ分かりません。
ぼくも、スイング(数日〜数週間)で持つか、中期(数か月)で持つか、決めきれていません。
ぼく
スイングか中期で持つか、どうするか。悩みます。
暴落の日に全部買うと、たいていはもっと下がった。それでも、過去の多くは1年で暴落の日の値段より上に戻った。
これが12回を並べて分かったことです。
二番底とは?一度底を打ったあと、もう一度下がること
二番底とは、株価が一度底を打って戻ったあと、もう一度下がって、前の底の近くまで来ることです。
チャートの形がアルファベットの「W」に似るので「ダブルボトム」とも呼ばれます。
二番底が前の底より上で止まると「下げが終わったサイン」と見る人が多いです。
逆に前の底を大きく割ると、下げがまだ続くと見られます。
相場には「二番底は黙って買え」という言葉もあります。
一番底で慌てて買うより、二番底を確かめてから買うほうが安全、という考え方です。
ただし、二番底が来ないこともあります。過去11回のうち、二番底の形にならなかったのは8回でした。
二番底を待っているうちに、値段が戻ってしまった回のほうが多いのです。

日経平均の暴落はなぜ?AIと関係ない株まで下がった理由を図にした
ことわり
この節は、ぼくが見たYouTubeチャンネル「げんたろうの投資ch【元機関投資家】」の解説をまとめたものです。元機関投資家(年金や投資信託など、大きなお金を動かすプロ)の人が、11月6日の暴落について緊急で解説していました。
ぼくは「これはあるな」と思いました。ただ、この先こうなると言い切るものではありません。ひとつの見方として読んでもらえたらうれしいです。
先に結論です。動画の見方を一言でいうと、こうなります。
AI株の売りがきっかけになり、プロが「下げへの備え」をしたことで、売りが市場全体に広がった。
だから、AIと関係のない食品や薬の会社の株まで下がった、という説明です。
11月6日は、日経平均の225社のうち222社が下がりました。
この「ほぼ全部が下がった」理由を説明しているのが、この動画です。
ぼく
緊急で出ていた解説を見て、ぼくも納得しました。
きっかけは、米国のデータセンターへの心配
始まりは、前の日(11月5日)の米国です。ナスダックが約5%安、半導体の株の指数(SOX指数)が約12%安になりました。
動画の説明はこうです。アメリカの中間選挙で民主党が大勝しました。
それで、AIのデータセンターを新しく建てるのが難しくなるのでは、という心配が広がりました。
目立ったのがテキサス州です。
知事選で勝った民主党のジーナ・イノホサ氏は、選挙の前から、住民を守るしくみができるまでデータセンターを一時止めるよう求めていました。
データセンターは電気と水をたくさん使います。住民の電気代が上がる心配があるからです。
データセンターを建てるのが遅れると、中で使う部品の注文も遅れるかもしれません。
- GPU(AIの計算をする半導体)=NVIDIA
- メモリー=キオクシア
- 光ファイバー=フジクラ
株価には「この先もっと売れるはず」という期待が入っています。
だから、注文が実際に減る前でも、期待が小さくなるだけで株は売られます。
キオクシアは11月5日に13.1%下がり、11月6日も一時7,900円まで下がりました(終値8,511円)。
ここまでは、AIや半導体の話です。では、なぜほかの株まで下がったのか。ここからが、この動画の一番大事な所です。
売りが市場全体に広がる3つの段階
動画の説明を、3つの段階に分けて図にしました。

まず、AI株が売られます。下げに合わせて自動で売るしくみ(アルゴリズム)も、売りを増やします。
相場が荒れてくると、機関投資家は「持っている株全体の損をどう小さくするか」を考えます。
① 機関投資家が「下げへの保険」を買う
大きなお金で一度に株を売ると、自分の売りで値段を下げてしまいます。
そこで、株は持ったままにして、保険のような取引を買います。これが「プットオプション」です。
日経平均がある値段より下がると、損を埋めるお金が出ます。
② 保険を売った証券会社が、先物を売る
保険を売った側(証券会社)は、日経平均が下がるほど損をします。そこで「日経平均の先物」を売ります。
先物は、決まった日に、今決めた値段で売り買いする約束です。先に売っておくと、日経平均が下がったときにもうかります。
これで損を打ち消します。下げが進むと、さらに売り足すこともあります。
③ 先物の売りが、ふつうの株に広がる
先物ばかり売られると、先物の値段が、日経平均そのもの(現物)の値段より安くなります。
すると、その差を取りにいく人が出てきます。
安い先物を買って、日経平均に入っている株をまとめて売る取引です(裁定取引といいます)。
この「まとめて売る」の中に、AIと関係のない会社も入っています。
たとえば、ある食品の会社のもうけの見通しが何も変わっていなくても、まとめて売られる株に入っていれば一緒に下がります。
ニュースがきっかけになり、プロの備えが売りを広げる。これが動画の見方です。
ただし、今回の下げのうち、この取引がどれくらいあったのかは、公開されている株価だけでは分かりません。
ここは大事なので、はっきり書いておきます。
次の山場は、追証の期限とSQ
動画では、このあとの日程にも触れていました。下げのきっかけになりそうな日と、反発のきっかけになりそうな日があります。

11月10日(火)=追証の売りが出るかもしれない日
信用取引(証券会社からお金や株を借りて売り買いすること)で株を買った人は、値下がりで担保が足りなくなると、お金を足すように求められます。
これが追証です。ぼくも経験があります。
楽天証券の場合、金曜に出た追証の期限は、翌々営業日の火曜の正午です。
それまでに解消できないと、証券会社が持っている株を売ります(強制決済)。
だから動画の人は、月曜に戻っても火曜にまた売りが出るかもしれない、と見ていました。
ただ、期限は証券会社によってちがいます。どれくらい売りが出るかは、一人ひとりの口座しだいです。
11月13日(金)=買い戻しが出るかもしれない日
この日は、日経平均のオプション(11月の分)のSQの日です。SQは、残っている取引を清算する値段が決まる日のことです。
②で、保険を売った証券会社は先物を売っていました。
満期が来て保険がいらなくなれば、売っていた先物を買い戻すことがあります。
動画の人は、これが週の後半の反発につながるかもしれない、と見ていました。
ただし、備えを次の月に持ち越すこともあります。新しい悪いニュースが出れば、売りが増えることもあります。
SQの日から分かるのは、清算の日がいつかということだけです。
動画が注目していたのは、全体の売りに巻き込まれた高配当株
動画の人が長い目で注目していたのは、もうけや配当の見通しは変わっていないのに、全体の売りに巻き込まれて下がった高配当株です。
配当の利回りは、株価が下がるほど上がります。
- 1年の配当が5円で、株価が100円なら、利回りは5%
- 同じ5円で、株価が50円なら、利回りは10%
ただし、これは配当がこの先も出せるときの話です。配当が減れば、この計算は意味がなくなります。
動画では、投資のしかた別に、こう話していました。

| 投資のしかた | 動画の考え方 |
|---|---|
| 積立 | オルカン(全世界の株にまとめて投資する投資信託)などを長く積み立てている人は、そのまま続ける。余ったお金で少し足す手もある |
| 中期(数か月) | 次の決算に期待できる会社を、底を決めつけずに何回かに分けて買う |
| 長期 | 高配当株のうち、下げる前と比べて、もうけや配当の前提が変わっていない会社を見る |
| 短期 | 高配当株の反発。原油安や金利の低下が進めば、不動産株にも買いが入るかもしれない(その場合、銀行株には短い目で逆風) |
長期のところで、JTは個別の事情がある例として挙げられていました。
JTの下げは、今回のAIの売りとはほとんど関係がありません。
11月5日、ロシアのプーチン大統領が、JTがロシアに持つ製造会社4社を、ロシアの会社の一時管理の下に置く大統領令に署名しました。
株はJTのものとして残りますが、経営の権限は事実上ロシア側に移ります。
簡単にいえば、ロシアの事業を取り上げられたような形です。翌6日には、製造以外の会社3社も追加されました。
ロシアは、JTの出荷数量の13.7%(2026年1〜9月)を占める大きな市場です。
JTの株は、5日の夜のPTS(取引所が閉まったあとも売り買いできるしくみ)で、すでにストップ安(1日に下がれる限りまで下がること)の6,269円まで売られていました。
6日も1日中ストップ安のままで、終値は−19.3%です。
全体の売りに巻き込まれて下がった株と、会社そのものに悪いことが起きて下がった株は、分けて見る必要があります。
JTは後のほうです。
動画が最後に挙げていた「これから見ること」は2つです。
- 米国のデータセンターの規制が、本当にどこまで広がるか
- 中東の情勢が、原油や金利の見通しをどう変えるか
プットの買い戻しで一時的に上がることと、会社のもうけが良くなって上がることは、別のものです。動画の人が高配当株で見ていたのも、株価がどれだけ下がったかと、その会社がこの先も配当を出せるかの2つでした。
AIと関係ない株まで下がったのは、プロの備えの売りが広がったから。これが動画の見方です。
だから、このあと戻ったときも、買い戻しの上げなのか、もうけが良くなった上げなのかを分けて見る。
これが、ぼくがこの動画を見て覚えておこうと思ったことです。
出どころ:JTの件=時事通信(2026/11/5)・TASS(11/6)・OANDA(11/6)・日本経済新聞/参考にした動画=げんたろうの投資ch【元機関投資家】「【緊急解説】遂に始まりました…。日経平均一時4300円安。…」(YouTube・https://www.youtube.com/watch?v=93ksP8EPgOs )/ NHK・株探「11月6日の市況」(日経平均・225社中222社)/ 松井証券「11月6日の市況」(米国の下げ)/ 楽天証券「信用取引入門 追証」/ 株探「キオクシア・JTの時系列」/ 日経225オプションのSQ日(松井証券・入稿の前にJPX)/ テキサス州知事選の結果(AP・NHPR)/ イノホサ氏の声明(2026年8月3日)
ビットコインの暴落と爆上げは、株よりずっと大きい
結論です。ビットコインの暴落は、株よりずっと深く、戻るときもずっと大きく上がりました。
5回中2回は、二番底で一番底を下回りました。
比べるために、ビットコイン(ドル建て)の大きな暴落も、同じ考え方で数えました。
ビットコインは毎日大きく動くので「1日で15%以上下がった日」で数えています。
| 暴落の日 | その日の下げ | 前の高値から底まで | 二番底 | 前の高値に戻るまで | 1年後 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2016/1/15 | −16.9% | −23% | 試した | 約3か月 | +132% |
| 2017/9/14 | −15.7% | −34% | なし | 約1か月 | +99% |
| 2018/2/5 | −15.5% | −66% | 下回った | 約2年10か月 | −50% |
| 2020/3/12(コロナ) | −37.4% | −61% | なし(その日が底) | 約7か月 | +1,048% |
| 2022/6/13 | −16.1% | −72% | 下回った | 約1年9か月 | +16% |

日経平均は、高値から底まででいちばん深くて−47.3%(リーマン・ショック)でした。
ビットコインは、深いときは−60%から−70%台まで下げました。
その代わり、戻るときの上げも大きいです。コロナのときは、暴落の日から1年で約11倍になりました。
逆に2018年は、1年後もまだ半分でした。
今のビットコインは、11月6日で75,860ドル。
1年の高値(2025年11月9日の106,496ドル)から−28.8%です。
振れ幅がこれだけちがうので、同じ「暴落のあと」でも、株とビットコインは分けて考えたほうがよさそうです。
それでも、ぼくの意見ですが、ビットコインは株とは別に、少しだけ持っておくのがおすすめです。
振れ幅が大きいぶん、一度に大きく買うより、少しずつ買うほうがいいと思っています。
ぼくは2015年から、コインチェックを使っています。
2021年に、毎月1万円の積み立てを2回だけして、止めてしまいました。
その2万円は、2026年11月1日の時点で38,039円です(ビットコインの値段で毎日変わります)。
これは、たまたまこの期間に上がっただけです。2018年のように、1年たっても半分のままの年もあります。
ぼく
そのまま積み立てていたらよかった。
コインチェックの販売所なら、500円分から買えます。積み立てなら、毎日つみたてで1日約300円からです。
暴落のあとでビットコインが気になったら、まずは無料で口座を開いて、500円分だけ買ってみよう。手順は3つです。
- 下の緑のボタンを押す
- スマホで会員登録と本人確認をする(マイナンバーカードなら審査は最短即時)
- 口座ができたら、銀行振込で日本円を入れて、販売所で500円分のビットコインを買う(振込の手数料は自分持ち)
\ まずは無料で口座を開いて、500円分から /
- ぼくが2015年から11年使っている口座
- 販売所なら500円分から買える
- マイナンバーカードなら審査は最短即時
ボタンから、スマホのブラウザでそのまま申し込めます(2026年10月18日現在)
キオクシアとソフトバンクグループ、スイングか中期かで迷っている理由
結論から書きます。ぼくはまだ、どちらも買うかどうかを決めていません。
2つとも、AIと半導体の相場のど真ん中にいる株です。だから気になります。
スイングか中期か、まだ迷っています。
キオクシアは、信用で買われた株がとても多い
ぼく
AI、半導体相場といえばキオクシアです。
キオクシアは、メモリー(データをためておく半導体)の会社です。
10月2日に19,300円だった株価は、11月6日に8,511円。1か月ほどで−55.9%です。
気になるのは、信用買い残です。
信用買い残は、信用取引(証券会社からお金を借りて買う売買)で買われて、まだ売られていない株の数です。
| 日にち | 株価(終値) | 信用買い残 | 信用倍率 |
|---|---|---|---|
| 10月2日 | 19,300円 | 4,146万株 | 16.10倍 |
| 10月30日 | 13,470円 | 4,799万株 | 33.04倍 |
| 11月5日 | 9,324円 | 5,285万株 | 25.42倍 |
株価が半分になるあいだに、信用買い残は約1,138万株(+27%)増えました。
下がったところで、借りたお金で買った人が多い、ということです。
信用で買った株は、下がりすぎると追証が出ます。追証を解消できないと、株が売られます。
上で書いた「11月10日(火)の追証の売り」で、動画がキオクシアを例に出していたのは、このためです。
ぼくも、SBI証券で追証が来たことがあります(13万円の損切りで解消しました)。
あわせて読みたい:追証とは?SBI証券で追証が来た57歳が、損切り13万円で解消した実録

ソフトバンクグループは、OpenAIの株を約13%持っている
ソフトバンクグループは、ChatGPTを作っているOpenAIに、これまで646億ドル(約10.2兆円)を出資しています。
2026年10月1日に、追加の出資の最後の払い込みを終えて、OpenAIの株の約13%を持っています。
ぼくの意見ですが、AIの会社の上場が続けば、ソフトバンクグループの株価にも追い風になると思っています。
- アンソロピック(Claudeを作っている会社)は、10月26日に上場の届け出を公開しました。上場の日は、まだ会社から発表されていません
- OpenAIも、6月に上場の申請をしています。上場の時期は、まだ決まっていません
アンソロピックの上場で大きなお金が集まれば、そのあとのOpenAIの上場にもお金が集まると思っています。
そうなれば、約13%を持つソフトバンクグループも見直されるのでは、と見ています。
ぼく
今回の暴落は、ソフトバンク好きのぼくとして、チャンスなのか?
ただ、都合の悪い数字もあります。ソフトバンクグループは、11月4日の4,269円から2日で−16.9%。
11月6日は3,549円で終わりました。
上場の話は「こうなるといい」という見方で、いつ、いくらで上場するかは、まだ誰にも分かりません。
ことわり
この記事のデータを集めるのに使ったClaude Codeは、アンソロピックが作ったAIです。上場の話は、ぼくの考えとして書いています。AIにすすめられたものではありません。
迷ったときに確かめたい4つ
ここまでのデータと動画から、迷ったときに確かめたいことを4つにまとめました。
- 全体の売りに巻き込まれたのか、会社そのものに悪いことが起きたのか(JTは後のほう)
- 信用買い残が多くないか(多いと、追証の売りが出やすい)
- 追証の期限(11月10日)とSQ(11月13日)の前か後か
- 一度に全部買おうとしていないか(過去11回のうち7回は、暴落の日のあともっと下がった)

出どころ:株探「キオクシアの日次信用残」(11/7に確認)/ITmedia NEWS(2026/10/1・ソフトバンクグループの出資)/CNN(2026/6/8・OpenAIの上場の申請)/アンソロピックの上場の届け出(2026/10/26・SEC)
スイングで持つなら、11月10日と13日の動きが大事になります。
中期で持つなら、1か月から数か月の二番底を考えに入れる必要があります。どちらにするか、ぼくはまだ決めていません。

よくある質問
暴落と二番底について、よく調べられていることに、過去12回のデータで答えます。
二番底とは?
株価が一度底を打って戻ったあと、もう一度下がって、前の底の近くまで来ることです。
チャートが「W」の形になるので、ダブルボトムとも呼ばれます。
二番底とダブルボトムの違いは?
ほぼ同じ意味で使われます。二番底は2回目の底のこと、ダブルボトムは2つの底でできた「W」の形全体のことです。
日経平均の暴落は、なぜ起きた?(2026年11月6日)
前の日のアメリカで、AIと半導体の株が大きく売られたことがきっかけです。
報道や動画の解説では、アメリカの中間選挙で民主党が大勝し、AIのデータセンターを建てにくくなるのでは、という心配が広がった、と説明されています。
暴落からの回復期間は?元に戻るまでどれくらい?
過去11回では、暴落の前の日の値段に戻るまで、1日から約1年でした。前の高値に戻るまでは、もっとかかった回があります。
リーマン・ショックは約4年半でした。
暴落は買い時?
過去の10回では、暴落の日に買って1年持てば、9回は暴落の日より上でした。
ただ、暴落の日のあとにもっと下がった回が11回中7回あります。今回もそうなるとはかぎりません。
二番底は黙って買えとは?
一番底で慌てて買わず、二番底を確かめてから買うほうが安全、という相場の言葉です。
ただ、過去11回のうち8回は二番底の形になりませんでした。
トランプ関税ショックの下落率は?
日経平均は2025年4月7日に1日で−7.83%、31,136円58銭まで下がりました。
1月の高値40,083円30銭からは−22.3%です。この日が底で、1年後は+71.6%でした。
このデータはClaude Codeで集めた、公式の数字とも照らし合わせた
この記事の表は、全部AI(Claude Code)で集めて計算しました。
Claude Codeは、パソコンの中で、ファイルを作ったり計算したりしてくれるAIです。
ぼくはプログラミングを1行も書けません。日本語で頼んだだけです。

やったことは、この3つです。
- 日経平均の毎日の終値を、2007年から集めた(アメリカのFREDと、日経の公式データ)
- 「1日で5%以上下がった日」「底」「二番底」の数え方を決めて、12回を全部計算した
- 2023年から2026年の939日分は、日経の公式の数字と1日ずつ照らし合わせた。全部一致した
AIの出した数字を、そのまま信じたわけではありません。公式の数字と合わせて確かめました。
リーマン・ショックの底(7,162円90銭)や、コロナ・ショックの底(16,552円83銭)も、よく知られている値と同じでした。
Claude Codeの始め方は、別の記事にまとめています。
あわせて読みたい:Claude Codeの始め方
自分でもデータを集めてみたい人は、ぼくがClaude Codeの基礎を学び直した「Claude Codeの教科書」から始めよう。
くわしくは、この記事の最後に書きます。
次の暴落で迷わないように、データを自分で見られるようにしよう
日経平均の暴落と二番底を、リーマン・ショックから12回並べました。暴落の日に全部買うと、11回中7回はもっと下がった。
二番底で一番底を下回ったのは3回。それでも、過去の10回では、1年後に9回が暴落の日より上でした。
ぼくはまだ、スイングか中期かを決めていません。それでも、過去の数字を並べておけば、決めるときの材料になります。
このデータは、AIに日本語で頼んで集めました。ぼくもプログラミングはできませんが、日本語で頼むだけでここまでできました。
ぼくがClaude Codeの基礎を学び直したのは、Brainの「Claude Codeの教科書」です。
- 値段は980円。評価は4.7(27件・2026年11月3日にBrainで確認)
- 17章と巻末の付録。各章に2〜3分の講義の動画がある
- 黒い画面(ターミナル)を使わず、アプリで始める前提
- Claude Codeを使うには、Claudeの有料プラン(Proで月20ドル)が別に要る
ぼく
基本的なことは9章まで理解すればいい。そのあとはWebページや動画、アプリ、ゲームなど自分のやりたいことを読めばいい。
次の暴落が来る前に、Claude Codeの教科書を買って、今日1章から読み始めよう。まずは9章まで。手順は3つです。
- 下のボタンを押して、Brainの教材ページを開く
- Brainに会員登録して(3分前後)、980円で買う
- 1章から順に、9章まで読む
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次の暴落の前に、データを自分で見られるように
- ぼくが基礎を学び直した教科書
- 980円
- 講義の動画つき
- まずは9章まで
Brainの会員登録は3分前後・支払いはクレジットカード
この先の記録は「部室」で
57歳の会社員がAIと一緒にやったことを、うまくいかなかったことも含めて、そのまま報告します。同じ立場の方は、無料で入部してください(メルマガ・Substack)。
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